教育福島0173号(1993年(H05)09月)-034page
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図2 就職者の県内留保率の推移(公立全日制)
(就職進学者・就職入学者を含む)
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三、就職状況について
(1) 全般的な状況(表1、図1-2)、図2参照)
就職者数(就職進学者・就職入学者を除く)は、男子五千八百四十一人(46.3パーセント)、女子四千八百六十人(40.8パーセント)、計一万七百一人(43.6パーセント)である。就職者数の割合は、前年度に比して男子は2.4ポイント、女子は4.5ポイントと、ともに減少し、全体では3.4ポイントの減少となった。
学科別の就職者の割合をみると、その他の学科の男子を除いて前年度に比して減少した。
また、職業学科全体の就職者の割合は71.5パーセントと六十年以降最低となった。
就職者の実数では、普通科の四千百八十八人が最も多く、就職者全体の39.1パーセントを占めている。
なお、就職進学者・就職入学者の計三百三十八人(前年度二百九十二人)を含めた就職者の割合は、45.0パーセント(前年度48.3パーセント)となった。
(2) 産業別就職状況(就職進学者・就職入学者を含む)(表7参照)
製造業四千五百九十三人(就職者全体に対する割合41.6パーセント)、卸売・小売業、飲食店二千二十八人(同18.4パーセント)、サービス業二千百六十一人(同19.6パーセント)が例年どおり上位を占め、この三業種で全体の79.6パーセントを占めており、前年度より2.9ポイント減少している。
ここ数年間の傾向をみると、農業、漁業などの一次産業への就職者の就職者全体に対する割合は、五十九年度以降1パーセントを下回っている。四年度は五十五人(0.5パーセント)と前年度より0.2ポイント増加した。
(3) 都道府県別就職状況(就職進学者・就職入学者を含む)(表8参照)
就職進学者・就職入学者を含む就職者一万千三十九人中、県内就職者は男子四千三百人(県内留保率73.0パーセント)、女子四千十三人(同77.9パーセント)、計八千三百十三人(同75.3パーセント)で、前年度に比して1.2ポイント増加し、四十九年度以降最高を示した。
就職者の県内留保率を学科別にみると、農業科・水産科78.4パーセント、家庭科78.2パーセント、商業科77.1パーセントなどとなっている。
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