教育福島0176号(1994年(H06)01月)-044page
◎ 十二月定例教育委員会 (12・1)
一、審議事項
1 福島県生涯学習審議会委員の任命について
二、報告事項
1 福島県市町村教育委員会教育長の任命承認について
2 専修学校の廃止認可について
◎ 一月定例教育委員会(1・12)
一、審議事項
1 新設養護学校の校名について
二、報告事項
1 福島県市町村教育委員会教育長の任命承認について
2 専修学校の設置認可について
平成五年度福島県教育研究発表大会のお知らせ
本年度の「福島県教育研究発表大会」は、左記により行います。
○趣旨
この研究発表大会は、県内公立幼・小・中・高校及び教育センタ一の教育研究の成果を発表し、その普及を図るとともに本県教育の充実に資することを目的に開催されるものです。
○主催
福島県教育庁義務教育課
福島県教育庁高等学校教育課
福島県教育センター
○日時
平成六年二月十日(木)
午前九時十五分〜午後三時三十五分
○会場
福島県教育センター
(福島市瀬上町字五月田十六)
○発表内容
*教職員研究論文特選入賞者の研究
*高等学校教育課推薦者の研究
*教育センター講座受講者の研究
*教育センタープロジェクト研究及び所員の研究等
○日程
※詳細については、教育センター学校経営部教育研究係へお問い合わせください。
(電話 0245- 53-3141)
私を変えた先生の一言
菊池秀公
チャイム
私の高校時代は、毎日練習の明け暮れであったが、ハードな練習をこなしながら、二年生六月の大会まで公式戦一勝すら出来なかったのである。本気で悩み「ボクシング部を退部させて下さい。」と、頼んだ時「お前はまだボクシングのボの字もかじっていないのにそんな事、口にするな。」という顧問の先生の返答を今でも忘れない。「そうだ、まだやる事をやっていなかったではないか」と、自分自身の甘さに発奮し、それ以来足腰を鍛え直すロードワーク中心に毎日帰宅してからも走り込んだ。その成果は、県大会で初の一勝を上げただけでなく、フライ級二位となった。次の大会からは優勝をキープ、県代表として全国大会、国体に出場し納得のいく成果を上げることができたのである。このことで、指導者の一言が挫折からやる気を起こさせ、その人生を大きく変容させることができることを実感させられた。現在選手兼指導者として「ふくしま国体」上位入賞めざし活動しているが、自分自身この経験を礎に厳しい練習の中にも、常に生徒一人一人と通じ合える心の指導を考え、本県ボクシングのレベルアップを図り「ふくしま国体」では、期待に応える活躍を、と思っている昨今である。(県立福島農蚕高校教諭・ふくしま国体少年男子ボクシング強化コーチ)