教育福島0181号(1994年(H06)09月)-017page

その他の職業学科は男女ともに増加した。特に工業科の女子が三・五ポイント、商業科の女子が一・九ポイント、家庭科が二・五ポイントと大幅に増加した。

また、その他の学科(理数科、文理科、国際文化科、英語科)においては、男子は一・七ポイント、女子は三・二ポイント増加した。

(2)　専修学校等への入学(表1・2、表311・2、表6参照)

専修学校等(予備校を含む)への入学者数は、男子三千三百六十八人一入学率二十八・○パーセント)、女子二千八百三十三人(同二十五・四パーセント)である。

前年度に比して、男子は〇・五ポイント減少し、女子は一・三ポイント増加した。

学科別にみると、普通科の男子、工業科の男女、家庭科、その他の学科の男女とも、減少したが、普通科の女子、農業科・水産科、商業科の男女は増加した。

なお、予備校入学者を含まない専修学校等入学者は、四千四百十五人(入学率十九・一パーセント)で、前年度より〇・六ポイント増加した。

(3)　次年度進学希望者(表2、表3−1参照)

次年度進学希望者数は、男子千七百十九人(十四・三パーセント一、女子六百三十七人(五・七パーセント)である。全体では、一〇・二パーセントであり、前年度より〇・五ポイント増加した。

五十三年度以降十パーセントを前後しており、最高は六十二年度の十・七パーセント、最低は五十九年度の九・○パーセントである。

(4)　学部別進学者・入学者一表4参照)

進学者総数六千二百三人の内訳は文科系三千七人(四十八・五パーセント)、理科系千四百五十七人(二十三・五パーセント)、その他千七百三十九人(二十八・○パーセント)となっている。

(5)　大学別進学者(表5参照)

表5は進学した主な大学について進学者の実数を示したものである。

五年度卒業生の国立大学への進学者は、全体で前年度より二十六人減少した。

大学別では、福島大学が前年度より十八人増加した。

このほか、前年度に比べて増加した主な大学は、筑波大学の十人増、茨城大学の九人増、宇都宮大学の六人増などであり、一方減少したのは東北大学の十六人減、新潟大学の十三人減などである。

　

表2　平成5年度進学者実数(公立全日制)