教育福島0181号(1994年(H06)09月)-021page
(6) 大学入試センター試験の志願者
平成六年度大学入試センター試験の志願者数は、男子二千七百六十八人一前年度二千七百七十人)、女子千五百二十人(同千五百五十八人)計四千二百八十八人(同四千三百二十八人)で、四十人減少した。(県立高等学校長協会調べ)
三 就職状況について
(1) 全般的な状況(表1、図1−2)、図2参照)
就職者数は、(就職進学者・就職入学者を除く)は、男子五千三百二十二人(四十四・三パーセント)、女子四千百三十人(三十七・○。パーセント)、計九千四百五十二人(四十・八パーセント)である。就職者の割合は、前年度に比して男子は二・○ポイント、女子は三・八ポイントと、ともに減少し、全体では二・八ポイントの減少となった。
学科別の就職者の割合をみると、農業科・水産科の女子を除いて前年度に比して減少した。
また、職業学科全体の就職率は六十八・五パーセントと六十年以降最低となった。
就職者の実数では、普通科の三千六百三十七人が最も多く、就職者全体の三十八・五パーセントを占めている。
なお、就職進学者・就職入学者の計三百七人(前年度三百三十八人)を含めた就職者の割合は、四十二・一パーセント(前年度四十五・○。パーセント)となった。
(2) 産業別就職状況(就職進学者・就職入学者を含む)(表7参照)製造業三千六百四十七人(三十七・四パーセント)、卸売・小売業、飲食店千八百五十九人(同十九・〇パーセント)、サービス業二千百三十二人(同二十一・八パーセント)が例年どおり上位を占め、この三業種で全体の七十八・三パーセントを占めている。前年度より一・三ポイント減少している。
ここ数年間の傾向をみると、就職者全体に対する農業、漁業などの一次産業への就職者の就職者全体に対する割合は、五十九年度以降一パーセントを下回っている。五年度は五十人(〇・五パーセント)と前年度と同様であった。
(3) 都道府県別就職状況(就職進学者・就職入学者を含む)(表8参照)
就職進学者・就職入学者を含む就職者九千七百五十九人中、県内就職者は男子三千九百七十六人(県内留保率七十四・○パーセント一、女子三千四百四十二人(同七十八・五パーセント)、計七千四百十八人(同七十六・○パーセント)で、前年度に比して〇・七ポイント増加し、四十九年度以降最高を示した。
就職者の県内留保率を学科別にみると、農業科・水産科七十九・○パーセント、商業科七十八・四パーセント、普通科七十八・一パーセントなどとなっている。
図2 就職者の県内留保率の推移(公立全日制)
(就職進学者・就職入学者を含む)