教育福島0183号(1994年(H06)11月)-051page

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教育・イン・ザ・ワールド

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<P>−カブトムシ自然王国の国際親善交流事業−<P>国際化にふさわしい教育の課題をシリーズで紹介する「教育・イン・ザ・ワールド」、今回は、「カブトムシ自然王国」としてミニ独立国を宣言した常葉町が主催する、国際交流事業の様子を紹介します、<P>常葉町の主産業として葉たばこの栽培があり、この作業の過程で多くのカブトムシを捕獲することができることから、町では、これらの環境を利用して、カブトムシをキャラクターとした町づくりを行っています。<P>昭和63年には「カブトムシ自然王国」としてミニ独立、国を宣言し、この事業の一環とした次代を担う子供たちの育成を図ろうと「カブトムシ親善大使」をマレーシアに派遣しています。<P>この派遣事業は、アジアで]番大きなカブトムシが生息するということでマレーシアが選ばれ、また東南アジアの一員として、生活・文化・風土の異なる子供たちが、カブトムシをひとつのきっかけとし、交流することにより、日本の将来に向けての役割と認識をふまえ、さきがけとなれる人材を育成することを目的としています。派遣対象は町<P>の小学6年生、選考は作文応募により、人数5名。<P>カブトムシ親善大使として、平成4年までの過去5年間で25名の子供たちを派遣し、マレーシアの子供たちと言葉は通じなくとも、心暖かな交流の中で、世界に開かれた「常葉人」の育成という成果を上げることができました。<P>平成5年度、マレーシアからlO名の子供たちを招待して、地元の家庭にホームステイや町内小学校の児童との交流等を行い、生涯忘れえぬ貴重な体験をできましたとマレーシアの子供たちから礼状が届きました。<P>本年も5名の親善大使を派遣し、「マレーシア(スンガイリマウ地区)の家庭に初めてホームステイや友好都市提携の申し入れなどを行いました。今後一「層の交流発展を考える時、子供たちが優れた人材として成長していくことが期待されます。<P>
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H3.8マレーシア訪問歓迎イベント(スンガイリマウ小学校で)

H3.8マレーシア訪問小学校での食事


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H3.8マレーシア訪問小学校での食事風景