教育福島0186号(1995年(H07)04月)-004page
文化の窓
平成7年度第2回企画展
アメリカの郷愁−心の風景を描く−
アンドリュー・ワイエス展
会期:平成7年6月10日出〜7月16日(日)
会場1福島県立美術館
福島県立美術館の代表的コレクションとして、国内外にも知られるアンドリュー・ワイエスの大規模回顧展を開催します。
20世紀アメリカ絵画を代表し、最も知名度の高い画家アンドリュー・ワイエス(1917〜)は、アメリカの田園風景やそこに生きる身近な人々を独特の透徹した写実表現で描き続けてきたことで知られています。その数々の作品は、人生の真実の姿を求めるワイエスの、自然と人間に対する深い洞察の中から生まれ、静寂で神秘性をたたえた独自の絵画世界を生み出しています。
この展覧会は、ワイエスの半世紀におよび画業を、テンペラ、ドライ・ブラッシュ、水彩、素描など140点の代表的作品により回顧するものです。今回は、ワイエス自身が作品選考に参加し、アメリカにも巡回するため、過去最大の国際的展覧会といえる内容であり、ワイエス芸術の全貌を知る最後の機会ともいえるでしょう。
観覧料
一瞬大学生920円(770円)高校生720円(560円)
小・中学生460円(360円)※( )内は20名以上の団体料金
▲ブラウン スイス1957年
▲シリ 1970年
▲遠雷 1961年
▲さらされた 場所1965年
▲松ぼっくり 男爵1976年
▲マガの娘 1966年