教育福島0189号(1995年(H07)09月)-047page
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全国身体障害者スポーツ大会
第五十回国民体育大会秋季大会に引き続き開催されるのが、第三十一回全国身体障害者スポーツ大会うつくしまふくしま大会です。
全国身体障害者スポーツ大会は、東京オリンピックの後のパラリンピックの開催を機に始まりました。
この大会は身体障害者が単に記録を競うだけでなく、スポーツを通じて機能の回復と体力の維持増強を図り、自らの障害を克服し積極的に社会参加できる道を広げ、たくましく生きていく能力を育てるとともに、身体障害者に対する理解と認識を深めることを目的としています。
この大会には、できるだけ多くの障害者の方が参加できるように、個人競技は一生に一度しか出場できません。チャンスは限られています。
ですから、全国から集まってくる身体障害者の方々をお迎えするため、次のようなことを行います。
1) 聴覚障害や言語障害などのさまざまな障害のある選手のお世話をするため、手話通訳のできる大会コンパニオンをはじめとする多くのボランティアの協力が必要です。
2) 全国からの参加者をあたたかく迎え、県民との交流を深めるため「ふれあい広場」や「後夜祭」を行います。
3) 全国からの参加者に福島県のよさ、県民の温かさによれてもらうために県内観光を行います。
第31回全国身体障害者スポーツ大会
うつくしまふくしま大会
会期
開会式
10月28日(土)
閉会式
10月29日(日)
あづま総合運動公園陸上競技場
つなぐ手にあふれる感動わく勇気
〈開会式〉
・十月二十八日(土)開門午前八時
・午前九時〜正午(予定)
選手入場に始まる開会式では大会の幕開けにふさわしいプログラムがくりひろげられます。矩火の入場・点火、聾学校生徒による鼓隊の演奏及び盲学校生徒による楽隊の演奏そして県内特殊教育諸学校児童生徒等による特別集団演技などが、開催の喜びを盛り上げます。
〈閉会式〉
・十月二十九日(日)
・午後二時〜午後四時三十分
誰もが全力を尽くした二日間、競技に引き続き催される閉会式。惜別のことば、矩火納火、大会旗の引き継ぎ、そして集団演技など、セレモニーの一つひとつが、大会の思い出とともに、鮮やかに胸に刻まれるでしょう。
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リハーサル大会での集団演技
〈競技会場〉
〇あづま総合運動公園
・陸上競技
・水泳
・卓球
・車椅子バスケットボール
・アーチェリー
〇十六沼公園スポーツ広場
・グランドソフトボール
〇福島市国体記念体育館
・バレーボール
〈ふれあい広場&後夜祭〉
ふれあい広場:選手と県民との交流の場です。各会場でいろいろなイベントを用意しております。皆さんで楽しいひとときをお過ごし下さい。
後夜祭:大会に参加したすべての人が集い心に残る絆をつくるフィナーレです。すてきなコンサートで盛り上がりましょう。
一つ一つの競技に
全力で挑む選手たちを
みんなのあたたかい心で
応援してください。
すばらしい感動が
会場を
包んでくれるでしょう。
そして限界に
チャレンジする選手たちは
大会を通して
私たちに何かを
伝えてくれることでしょう。
がんばっている人はみんな輝いています。
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