教育福島0190号(1995年(H07)10月)-016page

2　予算

　

(1)　県予算の概要

県の平成七年度一般会計当初予算総額は九千百億五千二百万円で、六年度当初予算に比べ、七十一億九千四百万円の幅伸び率は〇・八%となっています。

　

平成7年度一般会計歳出予算目的別内訳

　

　

目的別内訳は、歳出予算がどのような目的に使われているかを示すものですが、最も多いのが教育費で、歳出総額の二十八・一%を占め、市町村立小・中学校の教員の人件費、県立高等学校の整備・運営、文化の振興、私立学校の振興等の経費として用いられます。

次いで、道路や河川の整備、公営住宅の建設等の経費として用いられる土木費が二十一・五%を占め、この二費目で歳出総額の四十九・七%を占めており、以下農林水産業費、公債費、総務費、民生費の順となっています。

主な科目の金額と構成比をみますと、県税収入が二、二五五億円と最も多く、歳入総額の二十四・八%を占めています。

　

平成7年度一般会計歳入予算内訳

　

　

次いで地方交付税が二、二二二億四、〇〇〇万円で二十四・四%、国庫支出金が二、〇八六億七、七五五万円で二十二・九%、県債が九七七億一、九八七万円で一〇・八%の順となっており、この4科目で歳入総額の八十二・九%を占めています。

一方、歳入総額に占める一般財源の割合は、五十一・一%、特定財源の割合は四十八・九%となっています。

(2)　教育予算(知事部局所管分を除く)

平成7年度の教育庁一般会計予算は、対前年度比一〇九億円(五・一%)増の二、三四一億円で、県の一般歳出に占める割合は、二十四・六%となっています。

今年度は、時代の変化に的確に対応する教育施策を積極的に推進していくため、生涯学習の推進、学校教育の充実、文化の振興、学校体育の充実、スポーツの振興など、教育施策全般にわたり、その充実を図ることとしています。

目的別・性質別の内訳は、左記図のとおりであり、また、重点施策を具体化する事業名と予算額は表のとおりです。

　

県予算と教育予算の内訳