教育福島0193号(1996年(H08)02月)-009page

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○FIT三県(福島・茨城・栃木)の青少年の交流を通して新しい文化を創造する、八溝FITジャンボリーを実施します。

〔重点施策を具体化する事業〕

継続 生涯学習モデル市町村事業

新規 生涯学習振興に係る調査事業

一部新 生涯学習情報提供システム整備事業

一部新 第三回生涯学習ふくしまフェア

継続 図書館情報ネットワーク推進事業

継続 福島県いわき海浜自然の家建設事業

新規 福島県いわき海浜自然の家運営事業

継続 海洋文化・学習施設(仮称)整備事業

継続 "うつくしま、ふくしま。″ふれあいボランティア推進事業

継続 女性の生涯学習促進総合事業

継続 家庭教育ふれあいネットワーカー養成講座

継続 学校適応サポートプラン「青少年自然体験活動推進事業」

一部新 学校外活動充実事業(ウィークエンド・サークル活動推進事業、青少年教育施設

事業)

継続 青少年交流事業「八溝FITジャンボリー」

 

二 社会の変化に主体的に対応できる心豊かでたくましい児童生徒の育成

 

〔背景等〕

今日、科学技術の発展、情報化や国際化の進展、核家族化や少子化の進行など、子どもたちを取り巻く環境の変化には著しいものがあり、今後も一層複雑化、多様化していくことが予想されます。このような中、次代を担う人づくりの基本として、社会の変化に主体的に対応できる心豊かでたくましい人間の育成を図ることが求められています。個性を生かす教育、生涯学習体系への移行、社会の変化への対応などを視野に入れた学校教育のより一層の改善充実と家庭や地域社会を含めた教育力の向上が必要とされています。

〔重点施策の基本的方向〕

一 個性を生かす教育の充実等教育課程の改善充実

○学習指導要領の趣旨を踏まえ、基礎・基本の定着、個性を生かす教育及び自己教育力の育成を重視し、教育課程の改善充実に努めます。

二 学力向上施策の推進

○小・中・高等学校間の相互の連携・協力を図りながら、効果的な指導体制を確立します。

○小・中学校基礎学力向上推進事業を引き続き推進するとともに、新たに、小・中学校におけるT.T(ティーム・ティーチング)方式推進モデル事業を実施します。

○高等学校においては、学力向上ステップアッププランを拡充するとともに、大学等志願率向上支援事業を新たに実施します。

三 生徒指導の充実

○登校拒否研修講座の新設、巡回面接教育相談員の専任化など、登校拒否等の学校不適応対策を推進します。

○学校アドバイザーの配置や教職員の研修会等、いじめ問題への対応策の充実強化を図り、指導体制及び相談体制を整備します。

四 情報化・国際化等の社会の変化への対応

○ふくしま情報教育推進計画に基づき、ハードウェア及びソフトウェア両面にわたる整備を図るとともに、県教育センターに新たに設ける情報教育部を中心として、教員のコンピュータ等教育利用研修の実施、ソフトウェアライブラリセンターや情報処理技術者の一層の活用を推進します。

○カナダ・ブリティッシュコロンビア州や中国・湖北省等との教育交流、国際理解教育講座及び小・中学校国際理解教育推進事業など、国際化に対応した施策を推進します。

○各学校における環境教育の充実を図るとともに、引き続き福島・群馬・新潟三県の児童生徒の交流を通して環境観を育成する「尾瀬サミット」小・中学生三県交流事業を実施します。

五 県立学校改革の推進

○高等学校教育の個性化・多様化等の観点を踏まえ、生徒急減期における新たな展望をも模索しながら、県立高校の新設・再編、学校規模の適正化等を総合的に検討します。

○総合学科の推進、学科改編、男女共学化等、新しい時代に対応した魅力ある高校・学科づくりを引き続き推進します。

○老朽化・狭隘化した肢体不自由養護学校の改築も視野に入れた肢体不自由教育の改善、養護学校高等部教育の拡充、聾学校高等部の学科改編を実施するとともに、盲・聾・養護学校教育の総合的な改善を研究します。

○県立学校改革推進班を新たに設け、総合企画・調査機能を充実させます。

六 教育諸条件の整備充実

○老朽化した県立学校の施設の大規模改造、職業高校の産振棟の改築及び県立学校改革に伴う施設・設備の整備を推進します。

○基本研修の充実等、教員研修によ

 

 

 


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