教育福島0195号(1996年(H08)06月)-004page

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文化の窓

県立博物館

平成8年度 第2回企画展

「地震 火山 津波」

−自然災害を科学する−

日本は豊かな自然に恵まれてきました。その一方で時に様々な自然の災害を被ってきました。

近年日本各地で各種の大規模な自然災害が発生しています。雲仙火山の噴火、なかでも火砕流による被害が特徴的でした。北海道南西沖地震による奥尻島での津波、そして神戸地域の地震等です。福島県においても宮城県沖地震、61年の8.5水害など各種の被害を被りました。

また過去にも磐梯山の大噴火等の火山災害も発生しています。これらの災害時に阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)の教訓により行政機関を始めとして特に地震に対する防災意識が高まってきています。しかし必ずしもその教訓が十分には生かされていないのがおおかたの現状ではないでしょうか。ここでは福島県が被害を受けた自然災害と近年に発生した全国的なレベルでの自然災害を合わせて紹介します。

それにより改めて自然と人間の関係を考えていただきたいのです。そしてさらに防災意識を高めていただく上での一助になればと思います。

会期 7月20日(土)〜9月16日(月)

休館日 毎週月曜日 ただし、9月16日(月)は開館

観覧料
一般1大学生500円(400円)
高校生300円(220円)
小・中学生200円(130円)
( )は20名以上の団体料金

「磐梯山噴火の図」明治21年博物館蔵

「磐梯山噴火の図」明治21年博物館蔵

平成8年 浪江町 高瀬川

平成8年 浪江町 高瀬川


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