教育福島0197号(1996年(H08)09月)-004page
文化の窓T
福島県立博物館開館10周年記念特別企画展
秀吉と桃山文化
−大阪城天守閣名品展−
本展は大阪城天守閣の重要文化財12点を含む約8,000点の収蔵品から約250点を選び展示するもので、大阪城天守閣の「平成の大改修」にともない実現した企画です。
その貴重なコレクションは昭和6年の天守閣再建以来、新規に収集、寄贈されたもので、関係者のたゆまぬ努力の成果です。大阪城天守閣の収蔵品がこれ程の規模で館外で公開されるのは初めてで、秀吉の朱印状や自筆の書状、奇抜な意匠の陣羽織や甲冑、華麗な高台寺蒔絵などの他、これまで門外不出であった戦国合戦図屏風の傑作「大阪夏の陣図屏風」(重要文化財)や復元された黄金の茶屋も出品される予定です。さらに、秀吉の時代に活躍した蒲生氏郷、丹羽長秀ら福島県に関係する武将たちの資料を県内から集め、それらも加えて展示します。講師:渡部武氏(大阪城天守閣館長)
演題:秀吉の人物評について
期日:10月5日(土)13:30〜
記念シンポジウム
『シンポジウム 秀吉と氏郷』
期日:10月27日(日)13:30〜
※両方とも会場は、県立博物館です。
会 期 10月5日(土)〜11月24日(日)
観覧料
一般・大学生 7OO(600)円
高 校 生 400(320)円
小・ 中 学 生 250(180)円
※( )は20名以上の団体料金です
富士御神火文黒黄羅紗陣羽織
秋草文蒔絵硯箱
豊臣秀吉自筆辞世歌詠草