教育福島0197号(1996年(H08)09月)-036page

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は落ちて」を歌う。

○火の神入場

「燃えろよ燃えろ」を歌う。

○心の歌

「四季の歌」や「若者たち」を歌う。

○みんなで踊ろう

「マイムマイム」などのフォークダンスをする。

○各班の出しもの

いろいろな出しものを班員みんなで披露する。

○静かな歌

「母さんの歌」や「ふるさと」を歌う。

○終わりのセレモニー

火の神が入場する。夜話として、印象的で心に残るお話を火の神がする。

火の神には、全員の代表として団長がなる。

火の神の誘導を行う火のみこには、副班長がなる。

また、火の守りの役には、副班長がなる。

○退場と後始末

営火の後始末を各班の副班長と係の先生が行う。

※雨天の時は、キャンドルファイヤーを行う。

3) 浜辺での臨海活動

○ビーチバレーボール

班対抗で行い、細かいルールを決めないで、生徒の実態に合わせて試合をする。

 

体育館で行ったバレーボール

 

体育館で行ったバレーボール

 

○砂を使って「相馬タワーをつくろう」

○水を使って「頭の熱をさまそう」

○水鉄砲遊びで「早撃ちはどのチームだ」

4) ミニ運動会

雨天時の活動であるが、できるだけ体を使ってよい思い出となるようにする。そのために、班ごとの意識を高め、友情を培うように工夫する。

〈風船バレーボール〉

○班ごとに円陣をつくる。

○できるだけ班の全員がボールに触れるようにして、円陣パスを行う。

○床にボールがつかないようにパスをして、風船が落ちたら、班全員がその場に座る。

○最後まで残っていた班から得点する。先生方に判定してもらう。

〈新聞紙パズル〉

○新聞紙を班ごとに一枚もらう。

○各班ごとに新聞紙を十回引き裂く。

○班ごと移動して、他の班が破いた新聞紙をパズル形式で合わせる。

○早く合わせた班から得点する。

 

新聞紙パズルの活動

 

新聞紙パズルの活動

 

5 事後の学習内容

 

(1) 反省事項について

○自主的に参加できたか

○規律正しく生活できたか

○自分の役割をきちんと果たしたか

○仲間と仲良く、楽しく過ごせたか

○公共物を大切にできたか

○楽しかったこと、つらかったことは何か

○次年度に改善すべきところは何か

(2) 宿泊学習の思い出を絵や作文に表わす。

(3) お世話になった先生方や班員の友だちにお礼の手紙を書く。

(4) 学級新聞で「合同宿泊学習」の様子を紹介する。

(5) 生活記録のまとめをする。

 

三 おわりに

 

期間中は雨天日が多く、野外活動のほとんどの計画ができませんでしたが、室内学習やミニ運動会、その他の活動の場では、誘い合ったり、一緒に行動したり、班内で助け合うなど、好ましい様子が見られ、表情も生き生きと感じられました。

担任としても、学校では見られない面が観察でき、実態を把握する上からも大変貴重な機会だと思われます。

また、合同宿泊学習は、生徒の興味・関心も高く、社会的自立に繋がるよりよい変容が期待できる行事なので、継続して実施できることを心から願っております。

 

 

 


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