教育福島0198号(1996年(H08)10月)-012page

2　予算

(1)県予算の概要

県の平成八年度一般会計予算総額は、九、四二六億七、二〇〇万円で、七年度当初予算に比べ、三二六億二、○○○万円の増、伸び率は三・六%となっています。

平成8年度一般会計歳出予算目的別内訳

　

　

目的別内訳は、歳出予算がどのような目的に使われているかを示すものですが、最も多いのが教育費で、歳出総額の二七・〇%を占め、市町村立小・中学校の教員の人件費、県立高等学校の整備・運営、文化の振興、私立学校の振興などの経費として用いられます。

次いで、道路や河川の整備、公営住宅の建設等の経費として用いられる上木費が三二・一%を占め、この二費目で歳出総額の四九・七%を占めており、以下農林水産業費、公債費、民生費、総務費の順となっています。

平成8年度一般会計歳入予算内訳

　

　

平成八年度一般会計歳入予算の主な科目の金額と構成比をみますと、地方交付税が二、二六二億五、六〇〇万円と最も多く、歳入総額の二四・〇%をしめています。

次いで県税収入が二、二二〇億円で二三・六%、国庫支出金が二、一四一億九、一一五万円で二二・七%、県債が一、二二八億五、四五二万円で一三・一%の順となっており、この四科目で歳入総額の八三・四%を占めています。

一方、歳入総額に占める一般財源の割合は、四九・五%、特定財源の割合は五〇・五%となっています。

(2)教育予算(知事部局所管分を除く)

平成八年度の教育庁一般会計予算は、対前年比一九億円(○・九%)増の二、二六〇億円で、県の一般歳出に占める割合は、二四・〇%となっています。

今年度は、時代の変化に的確に対応する教育施策を積極的に推進していくため、生涯学習の推進、学校教育の充実、文化の振興、学校体育の充実、スポーツの振興など、教育施策全般にわたり、その充実を図ることとしています。

目的別・性質別の内訳は、左記図のとおりであり、また重点施策を具体化する事業名と予算額は表のとおりです。

県予算と教育予算の内訳

Educational Budget

(平成8年度一般会計当初予算)