教育福島0208号(1998年(H10)01月)-004page
デジタルアートスプラッシュ!
DIGITAL ART SPLASH!
2月14日(土)〜3月29日(日)
会場 福島県立美術館
休館日 毎週月曜日
開館時間 午前9時30〜午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
観覧料 一般・大学生=840(680)円
高校生=630(470)円
小・中学生=420(310)円
( )内は20名以上の団体料金
ギャラリートーク 1)2月20日(金) 午後2時〜 2)3月7日(土) 午前11時〜
近年の急速なコンピュータ技術の発達は、現代アートにおいても、新たな表現の可能性を切り拓こうとしています。CGやヴァーチャル・リアリティなどの先端技術を取り入れたデジタルアートは、従来の<アート>の概念を飛び越え、独自の活動を展開しています。
しかしその一方で、デジタル技術は我々にとって一層身近なものとなり、既に日常生活において不可欠な存在となりつつあることも事実です。そこで本展では、CGや参加型インスタレーションなど「作品」の展示に加えて、コンピュータ・ゲームやスポーツシュミレ一夕ー、CMなど、私たちが日常的に目にする「装置」としてのデジタルアートも併せて展示します。
多様な拡がりを見せるデジタルアートの世界は、我々にどのような世界を提示しようとしているのでしょうか。本展は、アートとテクノロジーの関わりを見つめ直すことで、21世紀へ向かう我々自身の未来像を模索しようとするものです。
問い合わせ:福島県立美術館(電話024-531-5511)まで
小畑正好「ORGAN HOUSE」1992
河原敏文とボリゴンピクチュアズ「In Search of New Axis」1984
河口洋一郎「Artificial Life Metropolis "CELL"」1993
関口敦仁「地球の作り方」1993
会期中、出品者による、CG講座を予定しています。詳しくは、美術館ニュースなど広報物をご覧いただくか、県立美術館までお問い合わせください。