教育福島0209号(1998年(H10)02月)-009page

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子供の意見の聴取など、従来とは異なる新しいアプローチを行い、施策への反映を目指します。

 

三 生涯学習情報提供の充実

 

○ 生涯学習情報提供システム−ふくしまマナビィネツト−の適切な運用に努めます。

 

四 生涯学習関連施設の整備

 

○ 県立図書館業務の電算化と、県立図書館と市町村立図書館等との情報ネットワークの構築を推進します。

○ 「海洋文化・学習施設(仮称)」の本体工事のほか、生物展示のための諸準備等、平成十二年開館に向けての事業を行います。

 

五 ボランティア活動の振興

 

○ 学習の成果をボランティア活動に生かすことができるよう活動の場の開発に努めるとともに、生涯学習ボランティア・コーディネーター養成講座等を実施し、ボランティア活動を支援・促進します。

 

六 男女共同参画の推進

 

○ 男女共同参画社会の形成を目指して、女性の生涯学習を促進します。

 

七 学校週五日制への対応

 

○ 学校週五日制の趣旨を踏まえ、次代を担う子どもたちが家庭や地域社会において主体的に活動し、豊かな体験をすることのできる機会や場の開発と確保に努めます。

 

八 地域特性を生かした近県の青少年との交流事業の実施

 

○ FIT三県(福島・茨城・栃木)の青少年の交流をとおして新しい文化を創造する「八溝FITジャンボリー」を実施します。

 

〔重点施策を具体化する事業〕

 

一部新 すこやかハーモニー「心の教育」総合推進事業

・親と子の心を結ぶ家庭再発見推進事業

・ ハートウォームプラン「青少年自然体験活動推進事業」

・地域教育力向上推進プラン

継続 家庭教育・子育て支援推進事業

継続 生涯学習情報提供システム整備事業

継続 図書館情報ネットワーク推進事業

継続 海洋文化・学習施設(仮称)建設事業

一部新 “うつくしま、ふくしま。”ふれあいボランティア推進事業

継続 女性の生涯学習促進総合事業

一部新 青少年の地域社会創生事業

継続 青少年交流事業「八溝FITジャンボリー」

 

二 社会の変化に主体的に対応できる心豊かでたくましい児童生徒の育成

 

〔背景等〕

 

今日、科学技術の発展、情報化や国際化の進展、核家族化や少子化の進行など、子どもたちを取り巻く環境の変化には著しいものがあり、今後も一層複雑化、多様化していくことが予想されます。

このような中、次代を担う人づくりの基本として、社会の変化に主体的に対応できる心豊かでたくましい、心身ともに健全な人間の育成を図ることが求められています。変化の激しいこれからの社会を生きる力を子どもたちにバランスよくはぐくんでいくために、学校教育をより一層改善・充実するとともに、学校・家庭・地域社会の連携を図っていく必要があります。

 

〔重点施策の基本的方向〕

 

一 個性を生かす教育の充実等、教育課程の改善・充実

 

○ 学習指導要領の趣旨を踏まえ、基礎・基本の定着、個性を生かす教育及び自己教育力の育成を重視し、教育課程の改善・充実に努めます。

 

二 生徒指導の充実

 

○ 家庭・学校・地域社会を挙げた総合的な生徒指導施策の一環として「ハートウォームプラン」を実施し、いじめ問題や登校拒否等の学校不適応問題の解決と未然防止を図ります。

○ 教師と保護者を対象とした集会等に精神科医や臨床心理士を講師として派遣し、教師と保護者が共

 

 

 


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