教育福島0212号(1998年(H10)07月)-004page
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文化の窓
福島県立博物館夏の企画展
発掘ふくしま2
−考古学が解き明かす福島の歴史−
会期:平成10年7月18日(土)〜9月13日(日)
休館日:毎週月曜日(7月20日は開館)・7月21日(火)
福島県内では、毎年200件を越す発掘調査が行われていますが、これらの調査によって福島県の歴史に今まで知られていなかった新しい事実が次々と書き加えられています。今回の展示では、最近5年間に県内で行われた旧石器時代から江戸時代の遺跡を中心に取り上げ、それぞれの時代の福島県内の人々の暮らしに関する興味深い成果をご紹介します。北京原人と同じころに住んでいたと考えられる最古の福島県人たちが使うていた石器、福島県内でやきものが誕生したころに作られた土器、弥生人が使っていたいろいろなアクセサリ(古墳に葬られた人が住んでいた住まいの様子、土の中から現れた古代の文字やお経、鎌倉時代の街道沿いの町の様子、江戸時代のやきものや鋳物を作った職人たちの様子などを中心に紹介していきます。この他にも、たくさんの展示品で福島の新しい歴史が発見できるような展示となっておりますので、ぜひご来館ください。
【企画展蘭連行事】■企画展記念遺跡報告会 −県内発掘最前線からの報告−
8月2日目13:30〜博物館講堂入場無料
講師:
福島県考古学会副会長渡邉一雄先
生東北大学文学部柳田俊雄先生
福島県文化センター遺跡調査課芳賀英一先生
郡山市埋蔵文化財発掘調査事業団柳沼賢治先生
郡山市埋蔵文化財発掘調査事業団高橋博志先生
伊達郡川俣町教育委員会高橋圭次先生
■企画展展示解説会−展示から探る福島の歴史−7月20日〔月)、8月2日目}・9日(日)・16日目、9月6日日}※8月2日については、企画展記念遺跡報告会終了後、その他の日は、いずれも午後2時より企画展示室で開催
企画展筏覧料●一般・大学生=260円(210円)高校生=150円(120円)小・中学生=100円(80円)()内は20名以上の団体※学校団体は事前申請(1週間前)により減免措置を受けることができます。
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豪族の館で使われた土器〔須賀川市上ノ代遺跡)