教育福島0213号(1998年(H10)09月)-014page
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学科別の就職者の割合をみると、農業科・水産科においては前年度に比して減少したが、それ以外の学科においては増加した。
また、職業学科全体の就職者の割合は六二・九%であり、前年度に比して〇・一ポイント増加した。
就職者の実数では、普通科の三千百三十八人が最も多く、就職者全体の三八・八%を占めている。
なお、就職進学者・就職入学者の計百五十八人(前年度二百三十一人)を含めた就職者の割合は、三七・七%(前年度三七・八%)となった。
2 産業別就職状況(就職進学者・就職入学者を含む)(表7参照)
製造業三千八百九十五人(就職者全体に対する構成比四七・三%)、サービス業千六百三人(同一九・五%)、卸売・小売業、飲食店千二百七十六人(同一五・四%)が例年どおり上位を占め、この三業種で全体の八二・二%を占めている。前年度より三・六ポイント増加している。
ここ数年間、製造業への就職者の割合が高まる傾向がみられる。就職者全体に対する製造業への就職者の割合は、六年度以降一〜三ポイント程度増加してきたが、九年度は前年度より五・一ポイントと大きく増加した。
3 都道府県別就職状況(就職進学者・就職入学者を含む)(表8参照)
就職進学者,就職入学者を含む就職者八千二百四十人中、県内就職者は男子三千四百九十人(県内留保率七六・三%)、女子二千九百十四人(同七九・五%)、計六千四百四人(同七七・七%)で、男女あわせて前年度に比して二・六ポイント減少した。
就職者の県内留保率を学科別にみると、家庭科八五・九%、農業科・水産科八二・八%が高くなっている。また、その他の学科(理数科、文理科、国際文化科、英語科、体育科等)においては、昨年度に比して男子は一四・五ポイント増加し、女子は一・四ポイント減少し、あわせて五・六ポイント増加した。
(出所「学校基本調査」県統計調査課「卒業後の進路状況調査」県教育庁総務課)
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図2 就職者の県内留保率の推移(公立全日制)
(就職進学者・就職入学者を含む)
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