教育福島0219号(1999年(H11)6月号)-048/52page

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福島県文化功労賞候補者の推薦を受付

福島県では、県民文化の向上を目指して、文化活動の促進及び文化的遺産の保護活動などの施策にとり組んでいますが、その一環として、昭和二十七年より、本県文化の向上に多年にわたり顕著な功績のあった個人を表彰するため文化功労賞を設けており、現在までに八十四名の方がそれぞれの部門で受賞しています。

対象部門は、芸術(美術・音楽・演劇・舞踊・文芸・生活芸術等)、科学(人文科学・自然科学)、教育(学校教育・社会体育)、体育(学校体育・社会体育)の四部門で、このいずれかから二名以内を受賞者として決定し、十一月三日の文化の日に表彰式を行う予定です。

受賞候補者の推薦を関係団体をはじめ、広く県民一般から受付けておりますので、推薦しようとする個人または団体は、必要書類を七月二十三日(当日消印有効)までに県教育庁総務課又は各教育事務所に提出してください。

なお、必要書類等詳細については県教育庁総務課行政係
〔直通 TEL〇二四(五二一)七七五八 内線…五〇一八〕か各教育事務所までお問い合わせください。

公開フォーラム

「語り合おう、今、生き生き学びの再発見」(仮称)

●日  時
平成十一年九月三日(金)
午後一時〜午後四時三十分

●会  場
須賀川市文化センター
(須賀川市牛袋町十一番地)

●趣  旨
中・高・大学生及び学識経験者による公開フォーラムを開催することにより、本県で学ぶ中・高・大学生及び各界の方々から学校教育についての率直な意見をいだだくとともに、参加者からも広く意見・提言を求め、本県生徒一人一人の進路希望の実現に資する。

●内容概要
○基調講演
○中・高・大学生及び学識経験者によるパネルディスカッション

●一般参加
教育について関心をお持ちの多数の方の参加をお待ちしています。


チャイム

「遊び」のすすめ

平山賢実

 平山賢実

私はよく生徒達に、「遊ぶことは学ぶことに通ずる」という話をします。それは、日々の生活において自ら進んで変化を求め、「よく遊ぶ」人間のほうが独創的なアイデアを生み出すことができると考えているからです。

毎年「福島県高校ロボット競技大会」が開催され、アイデア満載のロボットたちの熱き戦いが繰り広げられています。大会に参加してくる生徒達の遊びの心の活動、「遊び心」が熱中をもたらし、あの独創性豊かなロボットを設計し作り上げることが出来たのではないでしょうか。そしてその経験は広い視野での柔軟なものの考え方の形成に必ず活かされることになると確信しています。

現在、「全日本ロボット相撲大会」を「マイコンカーアイデア競技大会」など、「もの作り」の楽しさや大切さを体験しながら「遊んで学べる」大会が数多く開催されています。昨年度は生徒達を引率して8種類の大会に参加しました。今後も知的好奇心豊かな生徒諸君とともに大いに各種大会にチャレンジして、私自身「遊び心」を発揮していきたいと思います。

(県立会津工業高等学校教諭)


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