教育福島0223号(1999年(H11)11・12月号)-042/48page
中学生・高校生の
科学・技術研究論文 野口英世賞
国際理解・国際交流論文 朝河貫一賞 受賞者決定
県教育委員会では、科学や国際社会に対する関心と意識を高め、明日の社会の発展を担う人材の育成を目指して、科学・技術研究論文「野口英世賞」、国際理解・国際交流論文「朝河貫一賞」の募集を行っています。
第九回目となる今年は、西澤潤一岩手県立大学長(野口賞)、富良謝純桜の聖母短期大学名誉教授(朝河賞)を審査員長とする審査員会によって次の入賞者が選ばれ、十一月八日、杉妻会館において、県知事、県教育委員会委員長出席のもと、表彰式・知事懇談会が行われました。
平成十一年度中学生・高校生の科学・技術研究論文
野ロ英世賞受賞者
〈中学校の部〉
○科学研究の部
[最優秀賞]
「ボルドー液はなぜモモに薬害を起こすのか」
伊達町立伊達中学校一・二年 科学部[優秀賞]
「生活排水についての研究一植物に及ぼす合成洗剤の影響―」
福島市立北信中学校二年 鈴木由香里「自然エネルギーについての研究」
福島市立福島第三中学校三年 小柳花綾「アントライオンの生息環境選択に関する研究」
福島大学教育学部附属中学校二年 大瀧尋之「ハーバー法によるアンモニア合成の研究」
原町市立原町第三中学校三年 選択理科化学班「貝殻の研究」
いわき市立藤間中学校丁二・三年 科学部[入選]
「排気ガスの影響=二酸化窒素と二酸化硫黄の検出と植物への影響=」
福島大学教育学部附属中学校一年 喜吉崇豊「シャボン玉の研究」
会津若松市立第二中学校二年 佐藤廸毅「仁井田川をみつめて」
いわき市立四倉中学校三年 科学部「チョークでインクの色素を分けよう」
いわき市立大野中学校二年 鈴木恵美・村上奈津美
○技術研究の部 なし
〈高等学校の部〉○科学研究の部
[最優秀賞]
「傾斜地での植物の生育蝕U(植物の根と水の関係について)」
県立保原高等学校二年 生物部[優秀賞]
「タンポポにおける在来種と帰化種の生存力についての研究」
県立福島高等学校二年 林真「合成洗劇中の界面活性剤の分解について」
県立白河旭高等学校三年 化学部[入選]
「漆」に関する研究一、日本産生漆と中国産生漆に含まれるウルシオールに関する研究二、漆黒の漆膜に関する研究(第二報)
県立会津高等学校三年 本多一雅「界面活性剤の除去に関する研究(水中水滴研究の一部)」
県立会津高等学校三年 化学部
○技術研究の部[最優秀賞]
「環境保全型養液栽培の研究」
県立相馬農業高等学校三年 施設野菜研究班[優秀賞]
「古紙の肥料的有効性についての研究」
県立福島高等学校二年 白岩広行「紙を利用したキノコ栽培」
県立岩瀬農業高等学校二年 生物工学科微生物研究班[入選]
「そば粉で町おこし」
福島県立会津農林高等学校三年 食品加工科そば粉研究班「テレビの受信障害について」
県立平工業高等学校三年 木下桂之介
平成十一年度中学生・高校生の国際理解・国際交流論文
朝河貫一賞受賞者
〈中学校の部〉
[最優秀賞]
「一人の意識革命から」
郡山市立郡山第二中学校一年 大河原蘭[優秀賞]
「日本の国際協力」
二本松市立二本松第三中学校三年 佐藤愛「私にできる国際協力」
白河市立白河中央中学校二年 小室裕夏「豊かな国「日本」にいて思うこと」
高郷村立高郷中学校三年 佐藤一恵