教育年報1958年(S33)-059/83page
夕食 6.00〜 7.00
キャンプ・ファイヤー 7.00〜 9.00
就寝 9.00
第三目 起床,体操歌唱指導,朝食 7.00
少年の家の運営について発表, 7.00〜 9.00
研究討議
キャンプ・プログラムについて 9.00〜11.00
講義,研究討議
閉会式 11.00
C モデル・キャンプ地の開設
○開設の趣旨
近年青少年の野外活動が隆盛の一途を辿り,海に
山に郊外に若鮎のごとき元気な青少年の姿が多くみ
られるようになってきたことは誠によろこばしい現
象である。
そこでこのキャンプ成功の重要な鍵がキャンプ地
の教育的選定にあることにかんがみ最近のキャンプ
地がほとんど商業化されキャンプ本来の目的を逸脱
したようなことをしばしば見聞されるので今般モデ
ルとなるキャンプ地を設け自主的に野外活動を実施
しようとするリーダーをもつ青少年のグループにこ
れを利用させこれら青少年の野外活動にたいし県派
遣の講師が指導・助言し野外活動の正常な発展をは
かるためこの事業を実施した。
○主催
福島県教育委員会事務局
各開催地教育委員会事務局
○開設の場所・期間
場所 期 間 備 考 石城郡四倉町海岸 自7月21日至7月30日 四倉海岸(新舞子)
(常磐線四倉駅下車,四倉中学校集合)安積郡熱海町石莚 自8月1日至8月7日 石莚第一スキー場
(常磐線岩代熱海駅下車,バス石莚行,
スキー場前下車)
○方法
(1)参加者指導者(リーダー)の引率する中学校
以上の学生・生徒ならびに勤労青少年(青年団
・青年学級・職場青年グループなど)で1集団10
名以上とした。
(2)貸与する物品(すべて無料)
テント(ミート付5,6人用ノ毛布・スポーツ
用具(バレーボール・ソフトボール等)シャベル
・バケツその他(救急用品)
(3)物品の借用および返還
キャンプ地到着とともに県指導者より必要数を
受けとり使用方法について指導を受け使用後は県
指導者の検査を受けて返還する。物品を損償した
場合はこれを弁償しなければならないこと。
(4)最大収容人員(1日)100名
(5)指導講師
福島県教育委員会事務局保健体育課長 鈴木勝枝
〃 〃 主事 高崎剛
郡山市芳山小学校教諭 大堀三男
磐城市小名浜第一小学校教諭 松本久
会津若松城北小学校教諭 小沼浩
相馬女子高等学校教諭 荒木英一
その他県保健体育課員が随時出張し指導・助言に
あたった。
(6)指導講師の任務
キャンプ地には常に1〜2名の指導者が駐在し,
キャンプ地の運営と参加集団の責任者と協力のう
え,キャンプ地の秩序維持ならびに器具・用具の
管理に当る外必要に応じ,参加者に指導助言を与
える。
申込様式
キャンプ地利用申込書 学校および団体名 (印) 引率責任者氏名 (印) 1.利用人員 男子 名 女子 名 2.期 間 第1希望 月 日より 月 日まで 泊 日 第2希望 月 日より 月 日まで 泊 日 3.利用場所 四倉海岸 石莚(どちらか一方を消す) 4.到着時刻
(7)利用者
(a)四倉海岸(10日間)小・中学校関係者40名
第17号台風に見舞われ全日程実施することができ
なかった。
(b)石莚(7日間)
小学生・中学生・高校生・一般 350名
7.スポーツ行事
A 第11回福島県総合体育大会
夏季・秋季大会成績 期日 8月22〜25日
場所 県南地区
◎水泳
・一般男子
400m自由型 久保忠雄(常磐炭磯)5分12秒6
県新・大会新
・高校男子
200m平泳 長沢国夫(福農)3分3秒5
大会新・県高校新
200mバタフライ 佐藤邦男(白河高)2分57秒3
大会新・県高校新
400mメドレーリレー 磐城高校 5分15秒7
大会新・県高校新
・高校女子