教育年報1964年(S39)-114/232page

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管内 学校名 学級数 種別
北会津 城西小 1 精薄学級
謹教小 1
城地小 1
耶麻 喜多方一小 1
喜多方二小 1
石城 平五小 1
勿来一小 1
高坂小 2
湯本一小 1
湯本二小 2
長倉小 1
小名浜一小 2
植田小 1
双葉 富岡一小 1
浪江小 1
相馬 中村一小 2
鹿島小 1
原町一小 2
小高小 1
安積 開成小 1 病弱,虚弱学級
岩瀬 須賀川一小 1
双葉 大野小 2

中学校
管内 学校名 学級数 種別
信夫 福島四中 3 精簿学級
信陵中 3
伊達 保原中 1
安積 郡山二中 2
岩瀬 須賀川二中 1
西白河 白河中央中 1
矢吹中 1
石川 石川中 3
北会津 若松二中 2
耶麻 喜多方二中 1
石城 平三中 1
湯本一中 3
小名浜一中 2
双葉 浪江中 1
富岡一中 1
相馬 中村一中 2
原町一中 2
伊達 県北中 1 病弱,虚弱学級
安積 郡山六中 1
岩瀬 須賀川三中 1
双葉 大野中 1
       

 (3) 東北,北海道地区精神薄弱教育講座

1) 期日 7月22日〜29日 (8日間)

2) 会場 福島市飯坂小学校

3) 主催 文部省,福島県教育委員会

 講座内容は精簿児の特性,生活指導,判別の方法,教

育課程の編成といった講議で今後の精簿児指導にあたっ

ての中の指針をあたえたものであった。

 (4) 福島県特殊教育研究会郡山大会

1) 期日 1月22日〜23日 (2日間)

2) 会場 第1日 県立養護学校

     第2日 郡山市立芳山小学校

3) 研究主題

 「恵まれない子どもの教育をどうすすめたらよいか」

 〇 特殊教育施設の設置と管理について

 〇 特殊教育の学習指導について

 〇 特殊児童,生徒の取り扱いについて

4) 講演

 演題「恵まれないこどもの教育をどう進めたらよい

    か」

 講師 文部省初等中等教育局特殊教育課

          文部事務官  松原隆三氏

  この研究大会のねらいは,特殊教育諸学校,特殊学

 級担当の教師が,いちどうに会して特殊教育という立

 場から恵まれないこどもの指導について研究討議が進

 められた。

 〇 第1日は盲,聾の授業,肢体不自由児童,生徒を対

  象とした学習指導,特殊学級の学習訓練といった多

  彩な授業が展開された。

 〇 実態研究発表に率いては,それぞれの立場におい

  て,特殊教育の実践について発表がなされた。発表

  内容は児童,生徒の実態をふまえた問題点解明にあ

  たっての研究内容で非常に充実されたものであっ

  た。今後の特殊教育に利益することが大であった。

 〇 第2日は講師よりわが国における特殊教育の実態と

  今後の方向について貴重な講演がなされた。

4 教職員の研修について

 特殊教育の重要性から本年度は長期研修生(6か月)

盲,聾学校,養護学校より各2名東京教育大学東京学芸

大学において,それぞれ専門分野について研修を行な

い,多大の成果をあげることができた。

 特殊教育の振興という点から,県においてもできるだ

け研修講座を多くもち,研修の機会をふやすよう努力し

ていきたいと思う。

 第10節 学校図書館

1 概況

 文部省では,昨年度に引き続き,本年度も研究協議会

を開催した。つまり,学校図書館の学校教育において占

める位置を,明確化したいのである。

 学校図書館が単なる貸本屋的存在でなく,学校の文化

センターとして,視聴覚教材や各種資料を備えた,「組

織化された教材センター」たる性格を持つものであるこ

とは,どうやら,一般に認識されてきたようである。


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