教育年報1965年(S40)-000-01/213page

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                    序

 昭和40年度の本県教育行政および、教育諸活動全般にわたってその概要を収録した「教育年報」

を刊行いたしました。

 かえりみますと40年度は、多事多難な年でありましたが、さいわい関係者のご協力によりまし

て、本誌に収録されましたとおり、教育行政が着実な進展を続け、その効果を高めることができ

ました。

 その重要事項のいくつかをひろってみますと、

1) 長期総合教育計画の策定をみたこと。

2) 児童生徒の学力、特に小学校の学力がほぼ全国平均なみに向上をみたこと。

3) 理科教育センターが落成し、計画的研修活動が開始されたこと。

4) 国立「磐梯青年の家」が起工され、第一期工事が終り研修活動が開始されたこと。

5) 本県の学校施設が着々と整備充実され、明るい近代建築に充実されつつあること。

6) 産業教育八十周年を迎え、本県産業教育が着実に拡充され教育内容の刷新向上がはかられてい

 ること。

7) 社会教育の諸活動が底辺をひろめ、活動が拡充されたこと。

8) へき地に対する文化の振興、学校給食の普及等に努力がはらわれたこと。

9) スポーツの普及と技術の進歩に大きな成果をおさめ、国体成績16位と向上をみたこと。

等、数多くの重要事項があげられ、教育条件の整備が年を追って充実しつつあります。

 40年度は、教職員の研修態勢を確立しその資質の向上をはかり、児童生徒の学力の向上につと

める等、七項目の努力目標を設定いたしまして、教育行政を推進してまいりましたが、市町村教

育委員会をはじめ、日常の教育実践に努力を重ねられた教職員各位のご努力により、本誌収録の

とおりの成果をおさめることができましたことを、深くよろこぶものであります。

 本誌は、こうした本県教育関係者の努力の成果を記録し、重要な共通資料として利用をはかる

とともに、将来に残る公的な記録として集積し、未来への計画と躍進のために欠くことのできな

い行政資料であります。

 関係者各位は、本誌に記録されました本県教育の現状をよく把握されますとともに、残された

課題の所在をご理解くださいまして、この上にさらに一段の向上発展を累加されるよう、心から

希望いたします。

 本誌のおおかたのご利用をお願いいたします。

  昭和41年7月

                    教育長 折笠与四郎


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