教育年報1967年(S42)-182/194page
表6 記録された参考質問の分析 (昭和42.3〜43.3)
質問類型/NDC 主題に関する分析 質問形式に
よる分析郷土 総記 哲学 歴史
地誌社会
科学自然
科学工学
工業産業 芸術 語学 文学 計 % 口答 電話 文書 個人・団体に関すること 26 3 7 12 2 6 4 6 66 14 39 21 6 歴史に関すること 9 2 3 7 4 2 2 2 2 33 7 24 8 1 地理・地名に関すること 9 14 3 26 5 17 6 3 言葉に関すること 2 2 1 2 2 2 4 2 17 3 11 6 統計・データに関すること 13 4 11 1 2 13 44 9 36 8 法規・手続に関すること 2 8 4 1 2 17 3 12 3 2 写真・図版に関すること 11 2 4 2 6 4 2 4 2 37 8 26 9 2 最近のニュースに関すること 7 9 1 1 18 3 14 4 事物の内容に関すること 11 2 3 2 7 9 8 7 5 7 61 13 44 12 5 書誌に関すること 26 8 9 17 24 8 8 7 4 6 23 140 30 96 28 16 計 114 14 21 49 81 37 25 42 21 10 45 459 319 105 35 % 25 3 5 11 18 8 5 9 4 2 10
表7 特許関係調査相談状況 (昭和42.4〜43.3)
調査相談をうけた件数 閲覧人員
(人)種別/職業別 公務員 会社員 商業 団体職 自由業 農業 計(件) 特許 3 12 9 2 3 29 60 実用新案 2 16 10 1 1 3 33 70 意匠 1 3 1 5 6 商標 3 4 7 12 審決 1 1 3 その他 1 1 1 3 62 計 5 33 27 5 1 7 78 213
表8 複写サービスの処理件数 (昭和42.4〜43.3)
資料別 取扱件数 特許公報類 9 新聞 46 雑誌 8 参考図書 43 郷土資料 33 一般図書 19 官報 2 計 160
表9 過去5カ年間の利用状況の推移
1 利 用 者 数
層別/年度 38 39 40 41 42 一般 26,962 25,420 25,390 30,162 24,270 学生・生徒
(大・高・中)91,075 77,755 55,665 71,251 73,441 児童 6,576 7,569 5,012 4,989 5,678 計 124,613 110,744 86,067 106,405 103,389
2 利用図書冊数
図書別/年度 38 39 40 41 42 一般図書 25,367 24,088 18,377 18,514 17,474 同上(館外) 13,532 13,385 10,377 16,242 19,360 児童図書 20,736 18,089 12,393 10,506 13,943 雑誌 4,669 3,528 2,990 2,456 2,976 計 64,304 59,090 44,134 47,718 53,753
第4節 館 外 奉 仕
1 移動図書館および貸出文庫
昭和29年に移動図書館の巡回を開始してから13年、その問
いくたの変遷を経て、移動図書館の高度利用化を目標に、地
道な行動を続けて今日の基礎を築いてきた。
当初は県内65カ所に駐車場を設けて個人貸出しを主にサー
ビスしてきたが、少ない図書費で多くの図書を買い、有効に
使わなくてはならないという実情から、昭和31年には団体貸
出しに切り換えた。そして昨年は駐車場174、利用団体数
409に及んだ。
本年度は、当初の計画通り巡回を実施して、駐車場196、
利用団体437と若干ののびをみ、利用冊数も昨年の36,467冊
を約6,000冊上回る42,568冊となった。勿論このあらわれた
数字だけがすべてではないが、一つの目やすと考えられる。
それにしても、まだまだ満足すべき数字ではない。これは単
に図書館の対外活動の伸び悩みだけでなく、社会教育すべて
についていえることで、戦後のアメリカ的な消費生活が、老
若男女を労働に従事させていることが大きな原因と考えられ
る。
また小さな問題としてはすまされないこととしては、館外
活動に投入する図書費予算の削減である。国庫補助の削減に
より、年度中途で削られ、当初の計画を大きく狂わせ、県民
の要求に満足いく資料が提供できなかったことである。
また、移動図書館あづま号(第2号車)も8年間約8万km
の走行により老朽化してき、構造も激増する交通量に耐えて
貸出業務を行なうことが困難となってきているので、明年度
は、これらの事情に耐えて、快適な設備を施して、県民に親
しまれるようなスタイルで走り続けたい。
各管内の利用状況→(表10・11・12)