教育年報1968年(S43)-001/197page

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教育行政

   第1節 昭和43年度福島県教育

       委員会努力目標

 福島県教育委員会は、県勢振興計画の一環として策定した

「長期総合教育計画」を基本計画とする年次ごとの実施計画

を教育行政運営の指針として、市町村教育委員会と緊密な提

携のもとに、諸施策を積極的に推進する。

 昭和43年度は、本県教育の水準をいっそう向上させ、県民

生活の向上と福利の増進に寄与するために、教育関係者の自

覚と意欲を喚起し、全体の奉任者としての使命観を確立し、

相互の信頼と協力のもとに、清純で近代的な教育環境の醸成

につとめ、県内教育格差を是正し、教育の質的向上をはかり、

もって本県教育の正常な発展を期するため、下記の6項目か

らなる努力目標を設定した。
目標 重点事項
1.学習効 果をいっ そう確実 にし、強 い意志と すぐれた 知性と豊 かな情操 を身につ けた児童・ 生徒の育 成にあた る 児童・生徒の能力開発を基本として、充実した 教育諸活動の調和のとれた累積によって学力の向上 につとめる。 (1)教育課程の趣旨と内容を徹底する。 (2)教育内容の精選充実につとめ、児童・生徒の 能力に応じて指導法を改善する。 (3)科学技術教育・産業教育を充実する。 (4)教育研究を推進し、その結果を活用する。 (5)道徳教育と生徒指導を徹底する。 (6)進路指導を充実する。
2.教職員 の使命観 を確立し て、学校 管理態勢 を充実す るととも に、教職 員の資質 と指導力 の向上に つとめる 確立された使命観に基づき、学校の管理運営を 充実強化するとともに、研修を充実して教職員の 資質と指導力の向上につとめる。 (1)学校の管理運営を充実し、指導態勢を強化す る。 (2)研修体制を確立し、現職教育を充実して指導 力の向上をはかる。 (3)教職員の組織編成を充実強化する。 (4)教職員の事故防止と服務に関する指導を徹底 する。 (5)教職員の福利厚生事業を拡充する。 (6)教育広報・広聴活動を充実する。
3.後期中 等教育の 多様化と その充実 をはかり 能力・適 性の開発 につとめ る。 後期中等教育の多様化と教育内容の充実を進める るとともに、そのための施設設備を充実する。 (1)学科の特質・男女の特性を尊重しながら教育内 容を充実するとともに、進路指導を適正化する。 (2)定時制・通信制高校の教育内容を充実すると ともに、技能連携を推進する。 (3)自営者養成農業高校を整備する。 (4)多様化を促進するために、県立学校の施設を整 備する。 (5)各種振興法による施設設備を充実活用する。 (6)勤労青少年のための教育訓練機関を拡充する とともに、修学条件の改善につとめる。
4.へき地 教育、特 へき地教育、特殊教育、幼児教育に関する教職 員組織と施設設備を充実するとともに、地域の教

   
目標 重点事項
殊教育、 幼児教育 の充実に つとめる。 育的関心を高め、教育格差の是正と教育の機会均 等の実現につとめる。 (1)適正な人事交流により、教職員組織を充実強 化するとともに、教職員の厚生施設を整備充実 する。 (2)へき地教育、特殊教育、幼児教育における教 育内容を充実し、指導法を改善する。 (3)小規模学校の統廃合を促進する。 (4)へき地校における学校給食を促進し、児童・ 生徒の体格・体力の向上につとめる。 (5)心身障害児童生徒の適正な判別と特殊学校 (学級)入学(入級)の啓もう指導を強化する。 (6)特殊学校の施設設備を拡充する。 (7)
5.社会教 育の振興 充実をは かり、県 民文化の 向上に資 する。 急激な社会の進展とその課題にこたえるため、 社会教育を組織的・総合的に推進し、青少年の健 全な育成をはかるとともに、成人教育の充実につ とめ、県民文化の向上発展を期する。 (1)少年教育、勤労青少年教育を推進充実する。 (2)家庭教育、成人教育を振興する。 (3)社会教育施設を整備し、いっそう充実する。 (4)社会教育指導者の養成につとめ、指導体制を 強化する。 (5)芸術文化を振興する。 (6)文化財保護の強化をはかり、その活用を推進 する。 (7)図書館資料を充実し、読書普及運動を推進す る。
6.スポー ツの振興 と健康・ 体力の向 上につと める。 スポーツの普及と技術の向上をはかるとともに、 保健教育を徹底し、学校給食の普及充実につと め、県民特に青少年の健康と体力の維持増進をは かる。 (1)学校体育を充実する。 (2)社会体育の振興をはかり、スポーツ水準を高 める。 (3)体育施設設備を整備充実し、合理的に運営管 理する。 (4)学校保健を充実する。 (5)学校給食を普及し、内容を整備充実する。 (6)交通安全指導を徹底する。
第2節 教育委員会

 1 教育委員会

 昭和43年10月10日で任期満了による阿部信義委員の後任に

は、昭和43年10月11日付で山崎忠兵衛氏が新委員に任命され

た。同じく、昭和43年10月10日で任期満了による佐藤正人委員

は、昭和43年10月11日付で再任された。

 佐藤正人委員長の任期満了により、昭和43年10月14日の臨

時会において改選の結果、新委員長には玄葉与光委員が選任

され、委員長職務代理者には、佐藤広治委員が選任された。

 現委員は次のとおりである。
職名 氏名 職業 住所 就任年月日
委員長 玄葉与光 酒造業 田村郡船引町字北町通41 40.12.24
委員長
職務代理者
佐藤広治   福島市泉字仲田4-10 42.10.11
委員 太田緑子   郡山市池の台9-3 41.10.10
委員 佐藤正人   南会津郡下郷町大字中妻字家の上乙30 43.10.11
委員 山崎忠兵衛 醸造業 いわき市平字古鍛冶町3 43.10.11



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