教育年報1968年(S43)-059/197page
(2) 一般教科教育設備の充実状況
独立校併置校の別 学校規模 昭和42年度末充実 昭和43年度充実 昭和43年度末充実 学校数 基準金額 充実金額 充実率 学校数 充実金額 充実率 充実金額 充実率 独立校
併置校1 32 千円
167,476千円
40,382%
24115 千円
5,733%3.4 千円
46,115%
27.5独立校
併置校2 8 48,894 13,173 26.9 0 0 0 13,173 26.9 計 40 216,370 53,555 24.7 15 5,733 2.7 59,288 27.4
5 家庭科教育体質改善
高校における家庭科教育の体質改善のため県内5地区の中
心校に施設(ホームマネージメントハウス)を3ヶ年計画、
設備を4ヶ年計画で整備充実すべく第2年次分として次のと
おり実施した。
(施設)
整備校 相馬農業高等学校 (新規)
四倉高等学校 (〃 )
工事費 5,850千円 S264m2(1校132m2)
(設備)
相馬農業高等学校 (新規)
整備校 四倉高等学校 (〃 )
若松女子高等学校 (継続)
郡山女子高等学校 (〃 )
設備費 2,000千円(1校500千円)
第8節 教育職員の免許
教育職員免許法は、教員に対して各相当の免許状を所持す
ることを規定している。本県におけるこれら教員の養成の場
として、福島大学を始め数個所の私立大学及び短期大学がこ
れにあたっている。これら大学及び短期大学卒業者にあって
は、教育職員免許法第5条により卒業と同時に、文部省の課
程認定にもとづく各相当の免許状が授与される。また現職に
ある教員にあっては、免許法第6条により一定の経験と必要
単位の修得により上級の免許状が取得できるので、各人がそ
の研修につとめて早い機会に上級の免許状を取得することが
望まれている。
今年度においては、特殊学級の増から、養護学校教諭2級
普通免許状取得のための単位を取得しようとする者が増えて
おり、夏季免許法認定講習においては、定員50名に対し、
100名近くの希望者が集り、大会議室を利用してのマンモス
講義が行なわれた。
さらに教育職員免許法の解釈及び免許関係事務の適正な執
行を期するため、教育事務所、県立学校、私立学校の免許事
務担当者会議を開催した。
1 本年度における教育職員免許状の授与状況は、教育職
員検定によるものが約60%、教育養成大学の卒業生に対
して授与したものが約40%となっている。
〇免許状種別の授与件数は次のとおりである。
小学校教諭1級普通免許状 670件
小学校教諭2級普通免許状 93件
中学校教諭1級普通免許状 610件
中学校教諭2級普通免許状 495件
高等学校教諭1級普通免許状 188件
高等学校教諭2級普通免許状 321件
幼稚園教諭1級・2級普通免許状 336件
養護教諭1級・2級普通免許状 20件
盲・聾・養護学校教諭1級・2級普通免許状 17件
各種臨時免許状 404件
2 教育職員免許事務担当者会議の
開催
教育職員免許法の解釈及び免許関係事務の適正な執行をは
かるため、教育職員免許事務担当者会議を下記のとおり開催
した。
期日 会場名 参集対象校 参集 人員 6月25日 県庁舎会議室 全教育事務所 20名 12月9日 若松女子高等学校 会津方部の県立学校、私立学校 25名 12月10日 安積女子高等学校 県南方部の県立学校、私立学校 28名 12月12日 磐城女子高等学校 いわき方部の県立学校、私立学校 20名 12月13日 富岡高等学校 相双方部の県立学校、私立学校 20名 12月16日 福島女子高等学校 県北方部の県立学校、私立学校 21名
3 免許法認定講習
本年度においては、夏季免許法認定講習、幼稚園保育内容
の研究講習、養護教諭資格付与講習を実施した。
(1) 夏季免許法認定講習
会場 一般・専門の別 科目 受講者数 付与単位数 郡山会場 教科専門科目 図画工作 51 51 音楽 56 56 算数 42 42 職業指導 49 49 教職専門科目 図工科教材研究 55 55 体育科教材研究 51 51 理科教材研究 56 56 工業科教育法 28 28 特殊教育科目 異常児教育 94 94 異常児の保健 83 83 養護専門科目 学校保健 28 28 栄養学 39 39