教育年報1969年(S44)-052/241page
全日制本校77校で40年度以来変りがない。分校については
39年度に定時制から全日制に切り替えられて以来、順次増加
し7校に至った。
定時制の独立本校では1校増加し、併置本校で2校減少、
また分校では9校減少している。
(2) 中学校卒業者の進学状況
昭38.3 39 40 41 42 43 44 卒業者数(A) 60,447 56,860 59,419 56,332 51,296 50,676 46,798 進学志願者数(B) 36,826 37,209 39,212 38,163 34,694 35,496 34,294 進学者数(C) 34,836 35,056 36,714 35,488 33,409 34,160 32,878 進学志願率(B/A) 60.9% 65.4% 66.0% 67.7% 67.6% 70.0% 73.3% 進学率(C/A) 57.6〃 61.7 61.8〃 63.0〃 65.1〃 67.4〃 70.3〃 入学率(C/B) 94.6〃 94.2〃 93.6〃 93.0〃 96.3〃 96.2〃 95.9〃
(注) ここでいう進学とは、本県中学校卒業者のうち、県内県外を問わず高校の全日制、定時制、別科、高専校へ進学し
たことをいう。(就職進学者も含む)
中学校生徒の急増後、昭和40年から卒業者数は漸減してい
るが、進学志願率、進学率が向上し卒業者数の変動に比し進
学者数の変動は小さい。
第1図 中学卒業者の進学状況の推移
また、42年からは入学率が高まり、いわゆる中学浪人が減
少し高校進学が緩和されつつある。
なお、44年の進学者の内訳は、
高等学校全日制 30,216人 (91.9%)
定時制 2,302人 ( 7.0%)
別 科 204人 ( 0.6%)
高等専門学校 156人 ( 0.5%)
本県の高等学校への進学率は、年々向上し、44年度には70
%台になったが全国水準よりは、かなり下回っている。
第2図 中学校卒業者進学率の推移 (国県比較)
進学率について地域別にみると、まだ大きな格差がある。
全国水準より低いこと。地域格差が大きいことなど今後、
解決すべき課題である。
第3図 地域別中学校卒業者の進学率・進学志願率
(44.3卒)
(3) 県立高等学校募集定員の推移
昭41 42 43 44 45 学級編制基準 普通科 54 53 52 49 47 農業科
(自営者養成)50 48
(40)48
(40)48
(40)47
(40)工業科 50 45 45 45 44 商業科 55 53 52 49 47 水産科 40 40 40 40 40 家庭科 55 53 52 49 47 理数科 45 45 45