教育年報1970年(S45)-100/260page

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・郡山・岩瀬・石川 芳山小 8月11日〜12日
・田村 船引中 8月11日〜12日
・西白河・東白川 表郷中 8月11日10月1日
・北会津・両泊・耶麻 若松二中 8月11日〜12日
・南会津 田島中 8月10日〜11日
・相馬・双葉 浪江中 8月11日〜12日
・いわき 平一中 8月10日〜11日

    ※ほかに、自主的研究会との共催行事 1日

(5)道徳教育研究学校の指定

  次の学校が昭和44年度に引き続き、文部省の道徳教育研

 究学校としての指定を受け、それぞれ発表会を実施した。

 学校名ならびに研究主題、発表会の期日は次のとおりである。

 ・「道徳的判断力を高める指導過程の研究」

   石川町立中谷第一小学校校長 田崎富雄

 ・   (発表会 10月22日)

 ・「道徳の時間における指導過程の研究」

   ―実践への意欲を高める過程―

   棚倉町立棚倉小学校校長 蛭田俊之

     (発表会 10月21日)

 ・「道徳の時間における効果的な指導法の研究」

   ―指導過程における資料の位置づけ―

   いわき市立泉小学校校長 志賀功

     (発表会 10月8日)

 ・「実践化をはかる道徳教育のくふう」

   福島市立福島第三中学校校長 佐藤厚友

     (発表会 10月15日)

 ・「自主的実践的意欲を高める道徳教育」

   ―道徳の時間の指導を中心に―

   会津若松市立第二中学校校長 佐久間誉市

     (発表会 10月8日)

 ・「自主性を高めるために、道徳の時間の指導はどのよう

   にすべきか」

   大熊町立大野中学校校長 笠井小一郎

     (発表会 10月9日)

  次の学校を、県教育委員会の昭和45年度道徳教育研究学

 校として指定し、実践的研究を推進した。

  学校名ならびに研究主題は、つぎのとおりである。

 ・「態度化をめざす指導過程はどうすべきか」

   保原町立保原小学校校長 大谷香

     (発表会 2月16日)

 ・「内面化をはかる道徳の時間の指導」

   ―資料の活用を中心として―

   下郷町立楢原小学校校長 長谷川久

     (発表会 9月30日)

 ・「内面化をめざすための指導過程」

   郡山市立日和田中学校校長 山崎芳郎

     (発表会 11月10日)

 ・「実践化をめざす道徳の時間の指導はどのようにすれば

   よいか」

   白河市立白河中央中学校校長 深谷浩基

(6)道徳教育用教材設備購入の補助

  道徳教育の振興充実をはかるため、県教育委員会は、県

 内の小・中学校に対して、道徳教育用教材設備購入費の補

 助を行なった。

  補助限度額      10,000円の二分の一.

  補助対象校数 小学校 本校166校、分校32校

            中学校 本校 86校

            計    本校 252校、分校32校

 2.生徒指導

 生徒指導は、小・中・高等学校を通じて、学習指導となら

ぶ重要な教育機能であることを理解し、豊かな人間性の育成

をめざし、ひとりひとりの児童・生徒に対し、個性の伸長を

図るための具体的な指導措置をとるよう指導した。

 ・生徒指導の意義や性格を的確にとらえるための共通理解

  を深める。

 ・生徒指導の本質に添った運営組織機構をくふうし、校内

  における生徒指導体制を確立する。

 ・生徒指導の全体計画や、部門別計画を整備充実し、実践

  指導を強化する。

 ・生徒との対話を通じて、人間的なふれ合いをできるだけ

  多くし、人間尊重のふんい気の中で、心身ともに健康な

  人間の育成につとめる。

 ・学校、家庭、その他の機関と密接な連絡をとり、地域に

  おける生徒指導を強化する。

 ・生徒の政治的活動については、43教高昭和43年12月13日

  付教育長通達、ならびに昭和44年12月1日付44教高第180

  号教育長通達によって厳正に指導する。

 以上の重点事項を促進するため、次の事業を実施し、その

効果を高めるよう努力した。

(1)生徒指導主事活動

  県内6地区に各1名、計6名の生徒指導主事を設置し、

 高等学校における生徒指導の充実にあたった。

  福島県教育委員会訓令第6号によって、生徒指導主事の

 駐在および服務に関する規程が定められているが、その具

 体的活動内容のおもなものは、次のとおりである。

 1) 地区内高校の訪問指導(計画、随時)

 2) 生徒指導研究学校の指導

 3) 地区高校生活指導協議会に対する援助

 4) 関係機関、団体との連絡

 5) 生徒指導関係資料の提供

 6) 生徒指導主事会による相互連けい

  その他、生徒指導主事が参加するものとしては、「高校

 生のつどい」、PTA保護委員会、生徒指導講座、小・中学

 校よりの要請による研修会などがある。

  なお、駐在する教育事務所は次のとおりである。

  県北・県中・県南・会津・いわき・相双の各教育事務所

(2)生徒指導委員の活動

  各教育事務所の生徒指導に関する指導活動を援助し、管

 内小学校ならびに中学校における生徒指導の改善向上を図

 るため、生徒指導委員9名を委嘱した。

  生徒指導委員設置要項は次のとおり。

1)趣旨

   教育事務所の生徒指導に関する指導を援助し、小・中


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