教育年報1970年(S45)-190/260page

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 猪苗代町沼尻スキー場

4)講師

 県スキー連盟強化委員

   小林泰二 星護郎

   小池紀夫 豊沢繁雄

   阿部庄司 斎藤一

 県教育庁関係者

5)参加者

 52名

6)概要

 あいにくの降雨・風雪のため、日程を一部変更して実

  施したが、熱心に受講された。特に本年度からは、競技

  スキーの基礎技術の向上のため、大回転・回転デスタ

  ンス・ジャンプについてそれぞれ受講してもらったので、

  成果があがったようである。今後はこの内容のとりあげ

  方をしていっそう充実した講習会にしていきたい。

 2昭和44,45年度福島県学校体育研究指定

  校研究発表会

 県研究共通テーマ、「新学習指導要額に基づいた効果的な

学習指導はいかにあるべきか」を中核として、各学校ともそ

れぞれのテーマにしたがって、2年間の研究成果を発表した。

研究学校名 校長名 発表月日 研究テーマ
伊達郡梁川町立堰本小学校 泉幸一 10月15日 《子どもたちの活動意欲を満たし、ひとりひとりの運動能力を高めていく学習指導法はいかにあるべきか(体操・陸上運動を中心に)》
須賀川市立第一小学校 小松義郎 10月28日 《意欲的な学習態度を育てながら、基本的技能の向上を通しての体力づくり》
《学校生活の中での体育の生活化》
南会津郡田島町立田島小学校 伊藤弥吉 10月20日 《技能・体力を高めるための体操・器械運動の指導は、どのようにしたらよいか》
双葉郡川内村立川内第一小学校 荒盛政 10月14日 《楽しい体育》
《体操の効果的指導と器械運動の段階的指導》
耶麻郡塩川町立塩川中学校 堀新三郎 10月9日 《補強運動と関連づけた陸上競技(走)の効果的な指導は、どうすればよいか》
《集団行動の指導(生活化)をどうすればよいか》
いわき市立大野中学校 鈴木守 10月22日 《効果的な指導計画と授業のすすめ方》
《体力の向上をめざす教科外体育の実践》

※ 詳細の研究内容については、県教委編「昭和44・45年度県学校体育研究指定校の研究集録第12集を参照されたい。

 3 昭和45年度全国保健体育優良校の表彰について

 45年11月、長崎市で開催された、第9回全国学校体育研究

大会において、本県関係では、つぎの3校が全国優良校とし

て表彰された。

全国保健体育優良校 校長名 体育主任名
喜多方市立慶徳小学校 上野徳映 飯野和夫
相馬郡飯館村立草野中学校 小野田礼常 吉田義英
福島県立原町高等学校 安田松雄 塙武

4 第13回東北地区学校体育研究大会

  兼第13回福島県学校体育研究大会

1) 目 的

  教育課程の改訂期にあたり、体育の重要性がいっそう

 さけばれているとき、東北各県の小・中・高等学校なら

 びに大学の関係者によって、学校体育の学習指導につい

 ての諸問題を協議しあって指導者の資質を高め、もって

 学校体育の充実を図る。

2)期 日

  10月6日、7日の2日間

3) 会 場

  郡山市熱海文化体育館(全体会)

  郡山市熱海小学校(分科会)

  郡山市立熱海中学校( 〃 )

  県立郡山西工業高等学校( 〃 )

4) 特別講師

  東京教育大学体育学部助教授  宇土正彦

5)参加者

  総数約370名

6)概要

  東北各県から参加者を得て、第1日は全体会として研

 究発表および特別講演が行なわれた。第2日は、小・中

 ・高等学校の各分科会にわかれ、公開授業をはじめ、活

 発な研究協議がなされた。第1・2日とも盛会のうちに

 多くの成果をあげ得たものと思う。

5 昭和45年度高等学校保健体育科教科別訪問

1) 目 的

  各県立高等学校を訪問し、保健体育の学習指導の実態

 に接し、その充実を期するための諸問題について話し合

 うとともに、必要に応じて相談・指導助言を行なう。

2) 内 容

  a 概況聴取、b 保健体育関係表簿閲覧、c 保健

 体育の授業参観、d 運動クラブ活動参観、e 体育施

 設・設備参観、f 研究懇談


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