教育年報1970年(S45)-200/260page

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体育功労者 氏名 現住所 生年月日(年齢) 職業 他に兼務の纐哉 活動状況・主な功績
内池孝一郎 福島市大町 1〜23 大・3.1.23 (56才) 内池機械店社長 県馬術連盟副会長 ■昭和28年以降、優秀馬の育成と選手の養成につとめ、オリンピック代表選手をはじめ数多くめ国際的選手を輩出させた。本県の馬術競技が、常に全国の上位を占めるに至ったことは同氏の功によるものである。
平栗欣一 須賀川市八幡町184 明・35.6.9 (68才) 旅行斡旋業 県議会議員

県自転車競技連盟副会長

須賀川市体育 協会長

■昭和14年旧須賀川町野球協会長として全日本軟式野球大会に優勝させたのをはじめとし、35年にわたり市の体育協会・岩瀬陸協・卓球協会・相撲協会など多岐にわたり地域のスポーツ振興に貢献している。また県自転車競技連盟副会長としても活躍中である。
優良団体 磐城剣友会小名浜

少年部 (代表・高木長年)

いわき市小名浜花畑町47〜1 ■設立は昭和27年4月、現在小学生91名、中学生43名、役員32名、計171名で構成しており、延会員650名を突破している。設立以来毎週火・木・土の朝5時30分〜6時30分までけい古、他寒げい古、土用げい古を集中的に実施し、身心共に健全な青少年を育成している。32年以来県大会に1位5回近県大会(含東京都)優勝8回・全国大会優勝1回・2位1回の好成績をあげている。

(2)全国体育功労者・社会体育優良団体

 昭和45年10月8日、国立劇場において文部大臣より、鈴

 木博氏(保土谷化学工業株式会社郡山工場文化体育部)が

 表彰された。

●体育功労者
氏名 鈴木博

明治43年11月30日生 60才 

職業 会津屋酒店 (自家営業)
現住所 郡山市虎丸町9番13号
スポーツ団体等役職名 福島県市町村体育指導委員連絡協議会長
福島県スポーツ振興審議会委員
郡山市体育協会長
主な 功 績  戦後いち早く日本紡績郡山第二工場において職場スポーツの振興にとりくみ、また、旧安積郡下一円にわたって地域における陸上競技・剣道など各種のスポーツ指導にあたる。近年は競技スポーツの指導のほか、市体育協会長、市体育指導委員会長として家庭バレーボール・スポーツ民踊の普及に努め、特に家庭バレーボールは郡山市を中心に全県下に普及され、県大会も開催されるまでになっており、スポーツ民踊は市内各家庭にくまなく浸透している。 さらに昨年から県市町村体育指導委員連絡協議会長となり、県内市町村スポーツレクリェーション活動の中核となって,活躍している。

●社会体育優良団体
団体名 保土谷化学工業(株) 郡山工場文化体育部 設立年月日 昭和23年4月1日
所在地 福島県郡山市谷島町4番5号 代表者氏名 谷茂岡実(工場長)
1、同工場体育部は、昭和23年健全明朗な社員をつくるため、労資間の話し合いにより野球部・弓道部を中心として発足し、逐次部も増加されて現在11部となっている。
2、これらの部活動は極めて活発で、弓道部が昭和42年日本実業団選手権大会で優勝したのをはじめ、県内におけるスポーツの中心的存在となって活躍している。
3、また、体育指導委買の活動も目ざましく、体操が従業員とその家族で広く実践され、これが中心となって地域社会にも普及している。
4、一方、フォークダンス・ボーリング等のレクリェーション活動にも力を入れており、全従業員が参加して行なわれるフォークダンス大会、家族も交えてのフォークダンスは、健全な職場スポーツの振興上、他の企業の範となっている。

(3)篠崎勝治氏(福島市70才)の日本体育協会表彰

  昭和45年5月17日スエーデンのシェブデマで行なわれた

 国際ロードレース大会高齢者の部で優勝した同氏は、10月

 10日岩手国体開会式場において日本体育協会長より表彰さ

 れた。

 9 選手の強化

(1)スポーツセンター校の設置

  昭和45年度、次の18校、22種目をスポーツセンター校に

 指定し、当該種目の強化につとめるとともに、地域スポー

 ツ振興のため、その役割をはたした。

地区 学校名 種目名 地区 学校名 種目
県北 福島高 弓道 県南 白河農工高 自転車
水泳 郡山商 サッカー
福島商 陸上競技 田村高 柔道
フェンシング 会津 耶麻高 漕艇
福島農蚕高 馬術 猪苗代高 スキー
福島女高 バスケットボール 田島高 レスリング
剣道
保原高 バレーボール 会津工高 体操
いわき 磐域第一高 卓球 相双 原町高 庭球
平商 バドミントン 小高農高 ハンドボール
小名浜水産高 ウエイトリフティング ボクシング
勿来高 ソフトボール      

(2)競技力向上指導者(トレーナー)

  競技力向上のためには、指導者の資質の向上、指導体制

 の確立が必要である。昭和40年日本体育協会においてトレ

 ナー制度が制定されたが、昭和45年度までの資格取得者は

 次のとおりであり、県スポーツ界の中核となってその活躍

 が期待される。

地区 氏名(所属・種目)
県北 一級 岡部泰華 (自営・水泳)
佐藤暹 (福商・バスケットボール)
佐瀬一夫 (福中央高・体操)
鈴木正一 (県営体育館)
直江勇 (福大・バスケットボール)
松本光弘 (福大・サッカー)
二級 松岡隆 (平野中・陸上競技)
三浦幸男 (三浦事務所・バドミントン)
安斎泰見 (福島商・剣道)
箱崎和雄 (保原高・バレーボール)
岩淵弘 (福島高・陸上競技)
遠藤雄 (県福工・サッカー)
渡辺太賀司 (福大・バレーボール)
桑原勲 (飯坂高・バスケットボール)
管野一治 (福農・ウエイトリフティンク)
石田威 (県福工・バスケットボール)
高橋充雄 (保原高・陸上競技)
猪狩秀雄 (福女・陸上競技)
田中隆雄 (県庁・相撲)

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