教育年報1973年(S48)-035/273page
3)出席委員 7名
真鍋、倉島、油井、遠藤、根元、鎌田、内田の各委員
4)議事
諮問事項
「本県における産業教育のあり方について」
諮問理由
時代の進展と社会の要請に対応して、本県におい
ては、さきに高等学校の農業教育をはじめ商業教育
および家庭科教育の体質改善を行い、また、工業高
校を新設するなど産業教育の拡充整備やその多様化
を図ってきた。
しかしながら、最近における科学技術の急速な進
歩と産業構造の変化とともに高校進学率の上昇や学
科選択・進路志望の変動などを考察するとき、本県
における産業教育に関する諸条件は必ずしもじゅう
ぶん整備された状況にあるとはいいがたい。
この現況にかんがみ、本県における産業教育につ
いて、産業教育に関する学校・学科の適正配置、教
育諸条件の整備充実などに検討を加え、将来の展望
にたって近代産業人養成のための産業教育振興の方
策を確立する必要がある。
検討すべき点
1.本県公立高等学校における産業教育に関する
学校・学科の適正配置について
2.産業教育振興のための教育諸条件の整備充実
について
2.福島県スポーツ振興審議会
根拠法令一スポーツ振興法(昭和36年6月16日法律141
号)第18条
目的 教育委員会のスポーツ振興に関する計画に対し意
見をのべ、また、教育委員会もしくは知事の諮問に応じスポ
ーツ振興に関する重要事項に対して調査審議し、これらの事
項に対し教育委員会もしくは知事に建議する。委員は次のと
おりである。
昭和47・48年度 福島県スポーツ振興審議会委員
(順不同)
氏 名 職 業 白石義夫 県中小企業団体中央会副会長 菊地哲男 福島大学教授 遠藤辰雄 〃 鈴木菊 県婦連事務局長 海野篤之 住 職 平子忠 中央市場サービスKK取締役社長 阿部信 神 職 辺見正治 福島市教委教育長 鈴木博 酒 販 業 柳沼正義 中学校長 角田久一 工 場 長 小山光紀 竹田総合病院副院長 玉川春雄 高等学校長 鈴木喜政 県議会議員 鈴木存 磐城共立病院副院長
氏 名 職 業 大和田弥一 いわき市長 山本秀雄 猪苗代町長 山田貢 原町市長 佐藤善信 福島民報社編集局長 村田圀忠 福島民友社報道部長
会議
福島県スポーツ振興審議会
1)期日 昭和49年3月23日
2)場所 県庁西庁舎11階会議室
3)出席委員 16人
4)新任委員紹介
鈴木喜政・山本秀雄
5)報告事項
○ 県総合運動公園建設に関するその後の状況について
○ 県および市町村体育施設の整備状況と県営体育施設
の管理事務委託について
○ 昭和49年度の保健体育課予算と行政施策について
○ 第29回国体冬季大会スキー競技会について
○ 昭和53年度全国高等学校総合体育大会について
6)協議事項
○ 「県民の体育・スポーツの普及振興に関する基本方
策について」の答申に基づく普及振興の具体策について
第9節 市町村教育委員会
1.概 要
昭和48年度における本県市町村教育委員会は、昭和49年3
月1日現在で、10市51町29村2組合である。
県教育委員会は、市町村教育委員会連絡協議会、都市教育
長会、町村教育長会等の密接な連絡協調のもとに、適正な事
務の執行と管理につとめている。
市町村教育委員会の概要は下記のとおりであるが、事務局
職員組織についてはじゅうぶんでない面もみられるので、今
後とも組織の充実強化への努力が期待されている。
年 度 市教委数 町教委数 村教委数 組合教委数 計 昭和38 14 60 45 4 123 39 14 60 45 4 123 40 14 55 38 4 111 41 10 50 31 3 94 42 10 51 30 2 93 43 10 50 30 2 92 44 10 50 30 2 92 45 10 50 30 2 92 46 10 51 29 2 92 47 10 51 29 2 92 48 10 51 29 2 92