教育年報1974年(S49)-018/303page
2)私費で雇用した職員(高等学校のみ)
ア 私費雇用の職種別職員数
区分 計 学校 事務補助 図書館職員 進路指導 関係事務 実験実習補助 給食補助員 用務員 並びに 労務員 寄宿舎事務 その他 学校事務 およびPT A事務従事 団体事務 専従者 人(28) 人 (8) 人 人 (4) 人 人 (1) 人 (10) 人 (4) 人 (1) 人 (2) 110 34 36 2 2 2 11 1 22 46
※ ( )内の数は臨時的職員数である。
イ、私費雇用職員の職種別比率
図2
(恒常的職員)
(臨時的職員)
3 学校教員統計調査
指定統計第62号
(1)調査の目的
学校の教員構成並びに教員個人の属性と教職上の態様及
び異動状況等を調査し、教員に関する諸施策の検討、立案
のための基礎資料を得ることを目的とする。
(2)調査の構成と調査期日
1) 学校調査……昭和49年10月1日
2) 教員個人調査……昭和49年10月1日
3)教員異動調査……昭和48年度間(昭48.4.2〜昭49.4.1)
(3)調査の対象
1) 学校調査
すべての小学校、中学校、高等学校及び幼稚園
2) 教員個人調査
ア、小学校、中学校および高等学校(公立の全日制)の
一部の本務教員
イ、高等学校(私立の全日制、公立・私立の定時制、通
信制)、盲学校、聾学校、養護学校及び幼稚園のすべて
の本務教員
3) 教員異動調査
全学校において、昭和48年度間に異動したすべての教
務教員
(4)結果の概要
1)学校調査
昭和49年10月1日現在の本務教員数は公立幼稚園541
人、私立幼稚園754人、公立小学校8,414人、公立中学
校5,328人、公立全日制高等学校3,782人、同定時制高
等学校320人及び私立全日制高等学校678人であり、職
名別の教員構成の状況は表1のとおりである。
教員の性別年齢構成を5歳間隔でくくってみると図1
のとおりである。幼稚園では、公立、私立とも90%以上
が女子教員で占められ、また、30歳未満の教員が68%〜
73%で構成されている。公立小学校では、40代(40〜49
歳)が全体の約半数を占めている。公立中学校の場合、
男子教員では40〜44歳が最も多く、女子教員では30〜34
歳が最も多くなっている。公立高等学校(全日制)では、
85.1%(3,218人)が男子教員で占められている。私立高
等学校(全日制)では、20代と30代で全体の70%近い率
で構成されている一方60歳以上の教員が全体の15.3%と
高率を示している。
職名別、性別の教員の平均年齢は表2のとおりである。