教育年報1975年(S50)-183/303page
(2) 主 催 国立淡路青年の家
兵庫県教育委員会
(3) 期日・会場・参加者
1) 期 日 昭和50年8月14日〜9月17日
2) 会 場 国立淡路青年の家
3) 参加者 男子3名、女子2名、計5名
(4) 研修内容
1) 講演 「現代社会をどう生きるか」
2) 議義 「青年学級における学習内容をめぐる諸問題」
3) 討議 「学習プログラムの立案と展開はどうあるべき
か」
4) 郷土芸能観賞・野外活動・キャンドルの集い
7 県研究青年学級の委託
(1) 趣 旨
近年の急激な社会構造の変化は、青少年の都市集中化、
進学率の上昇・就業構造の変化・価値観の多様化等をもた
らしており、勤労青年のための公教育機関として重要な役
割を担っている青年学級にも多くの問題を投げかけている。
それらの諸問題に対処するためには、地域の実情と青年
の実態をふまえ、現代に即した新しい青年教育計画の確立
が強く望まれているところである。
そのために、青年学級の開設・運営等について継続的・
実践的な研究を県が委託し、その成果について資料の報告
をもとめ、本県青年学級の充実・振興に資する。
(2) 研究委託青年学級名
教育事務所 教育委員会名 青年学級名 県中
南会津
相双郡山市教育委員会
田島町教育委員会
鹿島町教育委貝会郡山市田村青年教室
田島町中央青年教室
鹿島町青年学級
(3) 研究課題
次にかかげる研究課題の中から1題を選択し実際的な研
究資料が得られるよう研究を進める。
研究主題 「地域の実情と青年の実態に即した青年学級の
開設と運営」
研究課題 1
1) 青年の要求課題や地域における諸課題をいかにして
とらえ、それを教育課題として学習計画の中に反映さ
せたか。
2) 学級の開設手順と広報について
研究課題 2
1) 学習を効果的に進めるために、学習指導の方法と学
習指導組織をどのようにしたか。
2) 学習指導試案の立案・展開とその評価について。
研究課題 3
1) 都市(農村)における企業(関連機関)等との連携
による学級の開設と運営について。
2) 学習形態と学習内容の編成・展開並びにその評価に
ついて。
(4) 委託の期間・条件・方法
1) 委託の期間
昭和50年6月1日より
昭和51年2月29日まで
2) 条 件
ア 委託に要する経費として、1学級当たり県費5万円
を交付する。
イ 研究の成果について県教育委員会に報告書を提出す
る。
3) 方 法
各教育事務所長より推薦された学級のうち、適当と認
めたものに委託する。
8 福島県青年教育研究協議会の設置
(1) 趣 旨
青少年をとりまく生活環境はめまぐるしく変化しており
それに対処する社会教育のあり方についても、多くの課題
をなげかけている。特に青少年の指導にあたる指導者の資
質向上とその養成確保は急を要する課題である。
本県における青少年教育指導者の実態をふまえ、指導者
として要求される専門的知識や技能・指導方法について研
究するとともに、民間指導者の養成とその組織化のための
方策を示し、本県青少年教育の指導体制の確立を図る。
(2) 委 員
委員名 所属職名 住所 1 佐藤勝巳 福島大学助教授 福島市東浜町16-26 2 丹野清栄 福島県文化センター 総務部長 〃 森合字西養山3 3 須田くにお 福島グリークラブ指揮者 〃 渡利大久保30 4 国馬善郎 郡山女子大学講師 郡山市咲田2丁目7-17 5 渡部宏 会津若松市立図書館長 会津若松市南町1-50 6 三河正 福島市体育館長 福島市天神町15-23 7 正木ミチル 県立福島西女子 高等学校教諭 〃 霞町10-34 8 市川清純 元福島県社会教育委員 二本松市袋内163 9 懸田弘訓 県立安達高等学校教諭 〃 表1-484 10 橋本英子 県立福島女子 高等学校教諭 福島市腰浜町11-17 11 折笠常弘 県教育庁文化課主任社会 教育主事兼芸術文化係長 〃 上浜町3-43 12 佐久間貞良 県教育庁保健体育課 指導主事 伊達郡伊達町伏黒字一本石107 13 丹治成男 県教育庁県北教育事務所 社会教育主事 福島市北沢又字稲荷前3-5 14 水戸金正 県教育庁社会教育課主幹 〃 野田町上太田13-7 15 佐藤保太郎 県教育庁社会教育課 主任社会教育主事 〃 渡利扇田町57 16 金田浩一 県教育庁社会教育課 社会教育主事 郡山市亀田2丁目19の18 17 七島征 県教育庁社会教育課 社会教育主事 福島市宮下町12-20