教育年報1975年(S50)-210/303page
県教育長賞 福島混声合唱団、女声合唱団「L」、
安積女子高校
上記金賞入賞団体は、10月26日〜27日山形市で開催
された第28回全日本合唱コンクール東北大会へ県代表
として参加した。
4) 訪米合唱団派遣
F・M・C混声合唱団は、昭和45年7月から8月にか
けて第1回の渡米公演を行ったが、各地で好評を博し、
その後も再三訪米を要請されていた。今回は、県内各地
の合唱団より、すぐれた団員を選抜して、訪米F・M・C
合唱団を結成しアメリカ合衆国4州で日本及び福島県の
芸術文化を合唱を通して紹介して好評を博し、米国民に
感銘を与え国際文化交流の実を上げた。なお、米国上院
及び下院運営委員会議長並びに両院議長名により、当団
に対し、褒賞状が贈られた。
ア、 期 日 昭和50年7月16日〜8月11日
イ、 派遣人員 穴沢養一団長、高野広治指揮者ほか92名
ウ、 公演地ハワイ、カリフォルニア、イリノイ、オ
ハイオ各州の都市
(4) 演 劇
1) こども芸術劇場
ア、 期 日 昭和50年10月29日
イ、 会 場 郡山市民会館
ウ、 共 催 文化庁、県教育委員会、郡山市教育委員会
エ、 種 目 児童劇
オ、 演 目 マーク・トゥエンの原作
セルゲイ・ミハルコフ作「乞食と王子」
カ、 出演団体 劇団仲間
キ、 出演者 伊藤巴子、松吉正巳ほか
ク、招待者数 対象は、10歳〜13歳のこどもであるが本
年は小学6年生に限定し、1,876名を招待
2) 青少年芸術劇場
ア、 期日・会場
昭和50年7月21日 福島県文化センター
昭和50年8月6日 会津若松市民会館
昭和50年8月19日 いわき市平市民会館
イ、 共 催 文化庁、県教育委員会、会津若松市教育委
員会、いわき市教育委員会、(財)福島県文化
センター(福島会場のみ)
ウ、 演目等
種目等/会場 福島会場 会津若松会場 いわき会場 種目 交響楽 歌舞伎 文楽 公演団体 (財)読売日本交響楽団 松竹株式会社 (財)文楽協会 演目等 メンデルスゾーン
「フィンガルの洞窟」
モーツアルト
バイオリン協奏曲第5番
ドボルザーク 交響曲第9番「新世界より」仮名手本忠臣蔵2幕
五段目山崎街道鉄砲渡しの場
〃 ニッ玉の場
六段
目与市兵衛内勘平腹切の場
太刀盗人 長唄囃子連中絵本大功記
瓜献上の段
夕顔棚の段
尼ヶ崎の段出演者等 指揮山田一雄
ソリスト前橋汀子
(バイオリン)岩井半四郎
市川男正蔵
大谷友右衛門ほか竹本津大夫(人間国宝)
野沢吉兵衛
吉田玉男ほか対象 14歳〜19歳 14歳〜19歳 14歳〜19歳 鑑賞者数 1,850名 980名 1,400名、
3) 第29回県演劇コンクール
ア、 期 日 昭和50年11月27日〜29日
イ、 会 場 県文化センター
ウ、 共 催 県教育委員会、県演劇協議会、県高校演劇
連盟
エ、 出場団体
高等学校 13
オ、 入賞団体
最優秀賞 原町高校
優秀賞 相馬女子高校
努力賞 小名浜高校、福島西女子高校
上記出場団体のうち、2団体が東北大会(山形市)に
出場した。
3 移動芸術祭公演
福島県文化センター開館5周年記念事業として、9月から
11月にかけて県内6市において7種目12公演を実施し、約1
万5千人の県民に、下記の優秀舞台芸術鑑賞の機会を提供し
深い感銘を与えた。