教育年報1976年(S51)-001/309page
教育行政
第1節 昭和51年度福島県教育委
員会重点施策
県教育委員会は、当面する厳しい現状に即応し、“豊かな
人間形成をめざす生がい教育”の実現のため、長期総合教育計
画第3期実施計画の基本構想に基づき、昭和51年度の重点施
策を次のとおり設定する。
なお、県教育委員会は、ここにもられていない諸施策とも
あわせて調和と統一のとれた教育行政を計画的かつ継続的に
推進する。
学校教育における指導活動の充実
教職員の資質の向上
高等学校教育の機会の拡充
特殊教育の拡充
全国高等学校総合体育大会開催の推進
社会教育事業の拡充
文化財保護の強化
父母負担の軽減
昭和51年度施策の概要
学校教育における指導活動の充実
(1) 幼稚園教育の拡充
(2) 特殊教育の拡充
(3) へき地における教育活動の振興
(4) 高等学校教育機会の拡充
(5) 就学援助の充実
学校教育の質的向上
(1) 教職員の資質の向上
(2) 学校教育における指導活動の充実
1) 教科指導の充実
2) 道徳教育と特別活動の指導の充実
3) 生徒指導の徹底
4) 科学技術教育・産業教育の充実
教育環境の整備充実
(1) 教職員組織と勤務条件の改善
(2) 教職員福利厚生の推進
(3) 施設設備及び環境の整備充実
(4) 父母負担の軽減
(5) 学校火災等学校事故防止の徹底
体格・体力の向上とスポーツの振興
(1) 学校保健の充実
(2) 学校体育の充実
(3) 昭和53年度全国高等学校総合体育大会開催の推進
(4) 学校給食の改善充実
(5) 社会体育の振興
社会教育の振興充実
(1) 社会教育事業の拡充
(2) 社会教育指導体制の充実強化
(3) 社会教育施設・設備の整備促進
(4) 社会教育関係団体の育成助長
芸術・文化の振興と文化財保護の強化
(1) 文化振興のための諸条件の整備
(2) 芸術・文化活動の充実
(3) 文化財保護の強化
(4) 文化財普及及び活用の推進
第2節 教育委員会
1 教育委員会
昭和51年10月21日の定例委員会で、委員長に笠原美禰委員
が互選され、委員長職務代理者には会田宗太郎委員が選出さ
れた。
昭和51年度末現在の構成は次のとおりである。
職名 氏名 職業 住所 就任年月日 委員長 笠原美禰 須賀川市上人坦1-2 45.10.10 委員
(委員長職
務代理者)会田宗太郎 医師 西白河郡矢吹町字西宅地9 46.3.11 委員 坪井享夫 一般旅客
運送業福島市三河南町21-15 50.12.20 委員 山崎忠兵衛 醸造業 いわき市平字古鍛治町3 43.10.11 委員 宮森栄介 醸造業 会津若松市花春町5-3 48.12.20 教育長 三本杉國雄 福島市南矢野目字徳元田東12-10 44.10.15
2 審 議 事 項
4月定例会 (51.4.6 教育委員室)
議案1号 昭和52年度使用教科用図書選定審議会委員の任命
について
2号 福島県指定重要文化財等の指定について
報告1号 公益法人の設立許可について