教育年報1977年(S52)-297/357page
〈4〉共済組合単独事業
(1) へき地等医薬品配布
へき地学校等に勤務する組合員の健康保持を図るため、
全員に次のとおり家庭常備医薬品を配布した。
1) 県人事委員会指定のへき地学校及び県へき地教育振興
会指定の学校(26年目)
配布数 2,027個
2) 県厚生部指定の無医地区内学校(7年目)
配布数 29個
(2)婦人科(乳がん)検診(1年目)
新規事業として35歳以上の女子教職員を対象に、県保健
衛生協会に委託して乳がん検診を実施した。
実施状況は、次のとおりである。
項目
管内該当者 受診希望者数 受診決定者数 受診者数 受診率 検査結果 (A) (B) (C) C/A C/B 異常なし 要精検 人 人 人 人 % % 人 人 県北 1,357 537 99 74 5.5 13.8 (87.8) (12.2) 65 9 県中 1,185 402 84 71 6.0 17.7 (94.4) (5.6) 67 4 県南 370 107 19 28 7.6 26.2 (82.1) (17.9) 23 5 会津 896 138 23 24 2.7 17.4 (100.0) 24 南会津 91 1 1 1 1.1 100 (100.0) 1 相双 533 56 6 3 0.6 5.4 (100.0) 3 いわき 892 81 8 5 0.6 6.2 (100.0) 5 計 (91.3) (8.7) 5,324 1,322 240 206 3.9 15.6 188 18 (注)検査結果欄の( )内は、受診者に対する百分率である。
(3)女子組合員保育補助(12年目)
年度内に出産又は出産が予定される女子組合員に対し、
母体の保護・強化又は乳児の保育に要する経済的負担の経
減を図るため、保育用品を交付した。
交付内容と件数は、次のとおりである。
区 分 内 容 交付数 Aセット バジャマ、肌着(上、下)、エプロン、 86個 タイツ、ストレッチカバーオル B 〃 マザースバソク、子守帯 77 C 〃 ベビー毛布(カバー付)、ベビーバス 77 タオル D 〃 ヘルスメーター、洋掛けエプロン 52 E 〃 ジーパン、フラウス(ベビー用) 18 F 〃 毛布 66 計 376 (4)隣接県史跡めぐり(6年目)
隣接県の史跡・名勝等を共同見学し、研修と組合員相互
の親睦を図るため、貸し切りバスを利用して次のとおり実
施した。
期 日 8月2日〜4日
場 所 新潟県佐渡方面
参加者 会津・南会津教育事務所管内の組合員 80人
(5)銀婚祝賀(15年目)
本年度内に銀婚を迎えた組合員に、記念品を贈呈して祝
福するとともに、県南教育事務所管内の該当者を招待して
合同銀婚祝賀式を行った。
本年度の該当者は、昭和27年4月から昭和28年3月まで
の間に結婚した組合員で、382組(439人)であった。
記念品 会津木製漆器夫婦椀
ただし、夫婦ともに組合員の場合、妻には会津木
製漆器銘々皿を贈呈した。
合同銀婚祝賀式
期 日 11月19日
場 所 白河市白河チサンホテル
出席者 県南教育事務所管内の該当者
30組 51人
(6)母子・父子家庭組合員招待(10年目)
母子家庭及び父子家庭の組合員の日ごろの労をねぎらう
ため、親子ともども「海・山の家」ほか支部指定の旅館に
1泊無料招待をした。
参加者 母子家庭 39組 92人
父子家庭 13組 31人
計 52組 123人
(7)保養所等利用助成
組合員及び被扶養者が、保養又は旅行のため、飯坂保養
所「あづま荘」ほか公立学校共済組合宿泊施設のうち下記
施設を利用した場合、これが利用者の経済的負担の経減を
図るため、利用券を発行して助成した。また、県教委主催
等の会議を「あづま荘」の会議室を利用して開催した場合
会議室使用料の助成と、新規事業として、組合員又はその
子が「あづま荘」において結婚式を挙行した場合、式場等
の使用料の助成を行った。
なお、他支部宿泊施設の利用助成は、組合員のみを利用
助成の対象とした。
助成件数及び助成額は、次のとおりである。
宿泊施設名 助 成 件 数 宿 泊 日帰り 会議利用 結婚式利用 組合員 被扶養者 計 組合員 件 件 件 件 件 件 飯坂保養所 5,823 307 6,130 91 50 1 札幌宿泊所 13 13 浅虫保養所 26 26 盛岡宿泊所 81 81 鶯宿保養所 37 37 鳴子保養所 142 142 秋田宿泊所 19 19 蔵王保養所 434 434