教育年報1978年(S53)-314/372page
2 互 助 会
昭和53年度における互助会貸付事業の実施状況は、次のと
おりである。
(1)一般貸付
貸 付 区 分 貸付件数 貸 付 金 額 生活資金貸付金 317件 90,500,000円 大学入学準備金 27 6,300,000 海外研修旅行費用 9 2,600,000 物資購入資金 56 6,700,000 合 計 409 106,100,000 (2)奨学資金貸付
貸 付 区 分 貸 付 件 数 貸 付 金 額 大 学 108件 12,960,000円 短 期 大 学 14 1,680,000 合 計 122 14,640,000 なお、53年度末における貸付総件数は822件、総貸付金額
は261,000,000円となっている。
(3)住宅ローン貸付
貸 付 区 分 貸 付 件 数 貸 付 金 額 東邦銀行住宅ローン 18件 63,790,000円 富士銀行住宅ローン 0 0 合 計 18 63,790,000 なお、53年度末における貸付件数は、114件、貸付金額は
300,290,000円となっている。
第7節 宿泊・保養施設
1 飯坂保養所
景気沈滞等の影響もあって、昭和52年度決算において、
18,397千円と大幅な赤字経営となったことに鑑み、昭和53年
度はこの赤字額を最少に押えるべく、経営の合理化とサービ
スの向上について全職員一丸の努力と相まって、組合員皆さ
まの暖かいご協力を頂いた結果、前年度に比して宿泊利用人
員において1557人(7%)の増加、特に県内利用者において
1,832人(17%)の増加をみることができた。
また宿泊外利用においても1,240人(8%)の増加となり、
収入額合計において対前年度17,760千円(11%)の増加をも
たらした。しかしながら一方支出合計額
においても人件費並
びに材料費の値上り、更には53年6月12日発生の宮城県沖地
震による災害の復旧
、消防法の一部改正による自家発電設備
の設置、標示灯、誘導灯の設置等により対前年度3,998千円
(2%)の支出増となり、結局収支差引463万余円の赤字決
算となった。
以下計数的に示すと
(1)利用状況
1)宿 泊
ア 年間宿泊可能人員 35,500人 イ 年間宿泊実人員 23,007人 内訳 組合員 16,603人 〃 外 6,404人 ウ 宿泊利用率 64.81% 2)宿泊外(会議、宴会、婚礼、休憩等)
ア 年間利用可能人員 93,365人 イ 年間利用人員 16,559人 ウ 宿泊外利用率 16.18% エ 婚礼利用組数 16組 (2)決算状況
1)収入 176,936,892円
内訳
ア 施設収入 160,225,649円 イ 商品収入 15,508,150円 ウ 利息及び配当金 1,017,532円 エ 賃貸料 126,400円 オ 雑収入 59,161円 2)支 出 181,571,614円
内訳
ア 人件費 73,280,698円 イ 材料費 45,568,968円 ウ 営業費 35,185,825円 小 計 154,035,491円 エ 償却費 13,239,676円 オ 支払い利息 12,994,467円 カ 調整分担金 1,301,980円 小計 27,536,123円 3)損 益 △4,634,722円
2 郡山宿泊所
共済組合福利厚生施設として、本県2つ目の施設が54年6
月オープンを目途に建設が進められた。
(1)建設経過
53年4月 郡山宿泊所(仮)開設準備室の設置
(室員4名)
〃 郡山宿泊所(仮)建設調査会の設置
(委員5名)
〃 現場説明会
5月 入札(本部)
〃 起工式
54年1月 建築工事本部中間検査
3月 建築、機械、電気設備工事中間検査
(2)建設計画
54年4月 竣工
6月 オープン
(3)所在地
郡山市桑野1丁目3番1外4筆
(4)敷地面積
6,094m2(1,843坪)