教育年報1979年(S54)-191/319page
イ 展 示 数
日本画20点 洋画35点 彫塑15点 工芸美術15点
書15点 計100点
5) 県収蔵美術品巡回展
県教育委員会では、昭和45年に県文化センターを設立
し、その中に、県美術博物館を併設して以来、県出身者
及び本県にゆかりのある優れた美術品を収集し、現在で
は400点を越え、昭和46年から県文化センター展示室に
おいて、収蔵美術展として一般公開してきた。
しかし、県域が広いことから、より多くの県民の鑑賞
に供するため、「県収蔵美術品巡回展」を開催すること
とし、県内各都市を巡回展覧しているものである。本年
は、喜多方市、相馬市、白河市の三市で開催された。
ア 期日・会場
(ア)昭和54年10月20日〜23日 喜多方市厚生会館
(イ)昭和54年10月27日〜30日 相馬市市民会館
(ウ)昭和54年11月3日〜16日 白河市歴史民俗資料館
イ 展 示 数
日本画16点 洋画18点 彫塑10点 工芸美術8点
書8点 計60点
(2)芸術文化活動の促進
1) 県芸術祭
9月から11月までの3か月を期間として、会津及び南
会津地区で13の主催行事が実施されるとともに、県下全
域において、43の参加行事が実施された。参加行事の部
門別内訳は、音楽7、演劇4、文学2、舞踊6、美術20、
その他が4であった。
なお、本年度から主催者に、従来の県教育委員会及び
県並びに主催行事開催地区市町村教育委員会及び市町村
のほかに県芸術文化団体連合会が加わった。
ア 主催行事
期日・時刻 会 場 内 容 9月9日 会津若松市文化福祉センター ◎第1部 式典 ◎第2部構成詩「あいづ讃歌」 13時 能、音楽、舞踊、民俗芸能16団体による舞台公演 〈入場無料〉 9月9日 田島町民体育館 南会津地区の合唱7団体、合奏2団体の出演。 9時 特別出演 田島町内小学校代表、下郷町内小学
校代表、会津混声合唱団 〈入場無料〉10月28日 会津高田町立中央公民館 9団体135名の出演により、会津地方および県内の代表的民謡約45曲を発表。 13時 <入場料500円〉 9月15日〜18日 喜多方市厚生会館 〈厚生会館〉日本画・洋画 〈公民館〉彫塑・工芸(陶芸・漆芸) 4部門の公募展。 10時〜19時 喜多方市中央公民館 搬入9月14日 <入場無料〉 11月9日〜12日 会津坂下町民体育館 一般及び小中高生からの公募展。 9時〜17時 搬入 11月5日〜6日 〈入場無料〉 10月14日 会津若松市文化福祉センター ◎宿題4題(城・スポーツ・忍耐・きらきら)
席題 (若い、 さっぱり) 〈投句料200円〉10時 ◎講演「川柳とユーモア」 講師 今野空白 <参加料300円〉 10月21日 会津若松市文化福祉センター ◎講演「方言をどう考えるか」 講師 川崎洋(日本現代詩人 会会員) 10時30分 ◎県内若手詩人の作品の朗読とそれを基にしての話し合い 10月21日 金山町開発センター ◎講演「みちのくの歌枕」 講師 長沢美津(女人短歌会主宰) 10時20分 ◎参加作品の講評 講師 阿部正路(国学院大学教授) 〈投稿料 1首500円〉 10月21日 西会津町立野沢小学校 ◎講演 講師 森澄雄(「杉」主宰) 藤村多加夫(県俳句作家懇話会会長) 10時 ◎選者伊藤松風、安達真弓ほか 〈出句料 2句1組500円〉 11月11日 伊南村民会館 南会津地区の8団体、約120名の出演による民踊の発表。 10時 〈入場無料〉 9月23日 猪苗代町民体育館 磐梯神社巫女舞、西会津町宝坂会津万才、猪苗代町四ッ谷祭囃子、
猪苗代西久保彼岸獅子舞、河東町八田野太々神楽、磐梯町赤枝彼 岸獅子舞。12時30分 <入場無料〉 9月30日 会津若松市公民館 県小型映画連盟加盟の各シネクラブ推せん作品11本を上映 13時30分 〈入場無料〉 11月3日・4日 只見町立只見中学校体育館 5団体による民俗芸能の発表(只見中体育館)と奥会津地方の特色ある
民芸品の展示(公民館)。9時〜16時30分 只見町立只見公民館 〈入場無料〉