教育年報1981年(S56)-130/308page
(2)県主催の研修講座と内容
名 称 期 日 期間 会 場 参 加 者 内 容 高等学校産業教育現代化講習会 57.2.1(月)〜57.2.3(水) 3日 教育センター 農 業 25人
工 業 29人
商 業 34人
家 庭 20人・ 農業―「学習意欲を高めるための学習内容及び指導法について」
工業―「工業数理」「TSS端末実習」
商業―「簿記会計1」「商業―般」「TSS端末実習」
家庭―「被服・食物」「実験実習における指導法」・講 師
福島大学教授 明珍昭次学校家庭クラフ 学校農業クラブ指導者研修会 56.11.30(月)〜56.12.2(水) 3日 教育センター 家 庭 43人
農 業 24人・ 発表の技術(スライド・OHPのつくり方―講義と実習) ・ 新学習指導要領におけるホームプロジェ クトと学校家庭クラフの指導をとのよう にしたらよいか ・ 学校農業クラブ活動を活発にするにはどのように指導したらよいか ・講 師
郡山女子高校教諭 横田敬幸8 定時制・通信制教育
(1)高等学校定時制・通信制教育研修会
1) 目 的
定時制・通信制教育の諸問題について研究協議を行
い、担当教員の資質の向上をめさし、定通教育の充実
を図る。
2) 期 日 昭和56年6月11日(木)〜6月13日(土)
3) 会 場 福島県教育センター
4) 参加者数 29名
5) 研究内容
下記のことについて研究協議した。
ア 教育課程
新学習指導要領の趣旨をふまえて、勤労青少年の
実態に即した「ゆとりあるしかも充実した学校生活
が送れるようにする」ためには、教育課程をどのよう
に編成したらよいか。
イ 学習指導
勤労青少年の実態に即した学習意欲の高揚をはか
るには、指導法をどのように改善したらよいか。
ウ 生徒指導
定時制・通信制の当面する生徒指導上の諸問題
に、どのように対処したら実効が期待できるか。
(2)定時制・通信制教育修学指導事業
1) 目 的
この事業は、勤労青少年の重要性にかんがみ、勤労
青少年に高等学校生活の意義を学ばせるとともに、生
徒相互間、教師と生徒間の人間的接触を深めさせ学習
意欲の向上を図るため、高等学校の定時制課程及び通
信制課程を設置している学校が、これらの課程の生徒
を対象に集団宿泊指導を行う。
2) 実施状況
ア 対象状年
1年生から4年生まで
イ 参加校及び参加生徒数
定時制 13校 587名 (参加率83.7%)
通信制 2校 275名 (参加率41.4%)
ウ 研修日程
2泊3日程度
エ 研修場所
国立磐梯青年の家、福島県海浜青年の家等
9 学 校 訪 問
(1)目 的
各県立学校を訪問し、学習指導、生徒指導、進路指導、
管理運営等の実態に接し、学校経営の充実を期するための
諸問題について検討し、必要に応じて相談、助言、指導
を行うことを目的とする。
(2)領域並びに観点
1)教育課程 2)学習指導 3)生徒指導 4)進路指導
5)現職教育 6)教職員の組織構成及び校務分掌等
7)服務一般 8)施設設備、環境等 9)防火と事故防止対策
特に、今年度の重点目標の達成の度合や当面する諸問
題に対応する方策等に主眼をおいて協議を深める。
(3)訪問校一覧
福島県立 福島西女子高等学校
〃 福島北高等学校
〃 川俣高等学校
〃 二本松工業高等学校
〃 本宮高等学校
〃 安積高等学校
〃 郡山商業高等学校
〃 白河女子高等学校
〃 田村高等学校
〃 会津女子高等学校