教育年報1983年(S58)-309/323page

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福島県海浜青年の家

  第1節 概    要

 福島県海浜青年の家は、めぐまれた自然環境のなかで青少

年に集団宿泊研修の場と機会を提供し、規律・協同・友愛・

奉仕の精神を体験的に会得させ、心身ともに健全な青少年の

育成を目的として設けられた社会教育施設である。

 当所の教育目標は次の通りである。

 ○ 規則を守り、規律ある態度を養う。

 ○ 相互連帯意識を高め、協同の精神を養う。

 ○ 人格を尊重し合い、友愛の精神を養う。

 ○ 勤労と責任を重んじ、進んで奉仕する態度を養う。

 ○ 心身をきたえ、自己を高めようとする態度を養う。

 1 役員および職員組織

(1) 理事・監事
役職 氏名 所属
理事長 邊見榮之助 福島県教育委員会教育長
副理事長 高城勤治 福島県総務部長
専務理事 鈴木雄一 財団法人福島県海浜青年の家所長
常務理事 小山田憲司 財団法人福島県海浜青年の家次長 昭和58年9月30日付退職
理事 佐藤昌志 福島県教育庁教育次長
理事 今野繁 相馬市長
理事 鈴木完一 福島県社会教育委員の会議議長
理事 太田緑子 福島県青少年教育振興会会長
理事 土居正 福島県教育庁社会教育課長
監事 坂田重勝 福島県教育庁財務課長
監事 大内忠昭 福島県総務部財政課長

(2) 職員組織
職名 所長 次長兼
庶務課長
指導課長 主事 指導主事 保健技師 運転手
兼用務員
1 1 1 1 4 1 1 10

(3) 運営委員
氏名 所属
◎大谷明 相馬市教育委員会教育長
○今泉修蔵 福島県公民館連絡協議会会長
遠藤修 福島県青少年婦人課長

氏名 所属
前川善明 福島県教育庁社会教育課主幹
古川正二 福島県高等学校長協会相双支蔀長
大石芳彦 相馬地方中学校長会会長
太田豊秋 福島県青少年団体連絡協議会代表
天野淳乗 相馬市青年会議所代表
村岡まゆみ 相馬市青年協議会代表
種村英明 福島県海浜青年の家友の会会長
◎印委員長  ○印副委員長

2 昭和58年度重点目標と成果

(1) 生涯教育構想に基づいた青少年の研修の充実

  広報活動の推進、対象に応じた資料の提供につとめ、勤

 労青少年、団体指導者の研修の充実をはかった。

  学校との連携を密にし、在学青少年の研修が効果的に行

 われるようにつとめた。

(2) 主催事業の効率的運営

  各事業の趣旨をふまえ、学習要求に応じた研修内容の精

選、優れた講師陣の招へい、他施設との協力などにより主

 催事業の効率的な運営につとめた。

(3) 現職教育の推進

  生活指導の効率化をはかるために、事前打合せのあり方

 およびオリエンテーション時における視聴覚機器の活用に

 ついて研究をすすめた。

(4) 安全管理の推進

  事前打合せにおける引率者との連携、野外施設・野外

 コース・海水浴場などの点検整備を強化し事故防止の徹

 底をはかった。

  食中毒の防止対策、防火体制の充実強化により、本年度

 も無事故を達成した。

(5) 施設設備の充実

  野外活動コースの増設と運動広場の整備により、充実し

 た研修活動を促進し多様化をはかった。

  所員の努力と研修生の協力により、本年も花いっぱいコ

 ンクールで特別賞を受賞した。


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