教育年報1984年(S59)-092/287page
職員の指導力の向上に資する。
2)研究主題
ア 自ら考え正しく判断し、実践力のある児童の育成を
重視した学習指導
イ 各部研究主題
部 会 期 間 研 究 主 題 国 語 自 58
至 60正しい豊かな国語力を育てる指導は、
どのように進めたらよいか。社 会 〃 自ら社会的事象を追究し、社会生活 の意味を考える授業は、どうすれば よいか。 算 数 〃 意欲をもって問題を解決し、基礎的・ 基本的事項を確かに身につける指導 は、どうすればよいか。 理 科 〃 自然事象の中から問題を見つけ、自 ら解決できる児童を育てるには、ど うすればよいか。 音 楽 〃 心から音楽を愛好する心情を育て、 進んで音楽の楽しさ美しさを求めよ
うとする児童の育成は、ど
うすればよいか。図面工作 〃 一人一人に造形活動の喜びを味わわ せ、創造的表現力を高める指導は、 どうすればよいか。 家 庭 〃 自ら家庭生活をよりよくしようとす る実践的な態度を育てる指導は、ど うすればよいか。 体 育 〃 進んで学習し、運動能力を高め、楽 しさがわかる児童を育てる指導は、 どうすればよいか。 道 徳 〃 児童自らが生活の高まりを求める道 徳の授業は、どのようにすればよい か。 特別活動 〃 所属する集団の一員としての役割を 自覚し、自発的・自治的な実践活動
をする児童を育てる指導助言は、どうすればよいか。 視聴覚教育 〃 学習意欲を高めるために、視聴覚教, 材や教育機器を、どう活用すればよ いか。 教育評価 〃 目標に応じた学習過程の評価を通し て、児童の自己たしかめを、どう育 てたらよいか。 3)組織及び財政の状況
○会 長 古関二郎 福島市立北沢又小学校
○会員数8,023名
○昭和59年度決算額 9,802,486円
上記のうち補助金額 1,610,000円
4)主な事業
○研究協議会
ア 主 催
福島県教育委員会、福島県小学校教育研究会
イ 期日・会場
(ア)地区研究協議会 7月23日〜8月6日の内1日
間 県内16会場
(イ)県研究協議会 9月26日〜11月2白の内2日
間 県内12会場
ウ 参加者
国、公、私立の小学校教員
○地区研究協議会 9,232名
○県研究協議会2,049名
工 指導助言者
指導主事、指導委員、校長、教頭、教諭等
(3)福島県中学校教育研究会
1) 目 的
中学校教育において、当面する教育課程の実施に伴う
指導上の諸問題について組織的な研究を行い、その結果
をもとに研究協議し、中学校教育の充実を図るとともに、
教職員の指導力の向上に資する。
2) 研究主題
ア 基本問題
人間性豊かな生徒を育成するために、各教科等にお
ける指導をどのようにすればよいか。
イ 各部研究主題
部 会 研究主題・昭和59年度(第1年次)
研 究 副 主 題国 語 国語科における基礎的・基本的事項の定着 を図る指導は、どうあればよいか。 ○ 表現領域(作文・朗読等)における「意 欲を高め、わかる授業」の展開 社 会 自ら学び、考える力を育成するために、社 会科の授業をどうすればよいか。 ○ 生徒を生かすゆとりある授業 数 学 数学に対する関心・態度を高め、自ら学び とる力を身につけさせるには、どのようにす ればよいか。 ○「数と式」の領域 理 科 生徒が自ら意欲的に自然を調べるための授 業は、どうあればよいか。 ○ 身近な教材を取り入れた授業の計画 音 楽 音楽を愛好する心情を育てる指導は、どう あれはよいか。 ○ 音楽的諸能力を育てる指導 美 術 生徒の能力を生かして、表現意欲をおこさ せるために、どのような手だてをすればよい か。 ○ 題材の見直しと開発(平面) 保健体育 運動の合理的な実践を通して、運動に親し む習慣を育て、体力の向上を図る授業を、ど うすればよいか。 〜豊かな人間性をめざして〜 ○ 生徒が見通しをもって、主体的に学習 に取り組める指導計画の改善 技術・家庭 進んで課題をとらえ、実践の喜びを大切に する指導は、どうすればよいか。 ○ 学習意欲を高める授業の評価