教育年報1985年(S60)-032/279page
3 昭和60年度市町村教育委員会育成指導の概
要
県教育委員会は、市町村教育委員会教育長会議、教育委員
研修大会、教育長研修会等を開催し、必要な助言指導を行う
とともに、昭和61年度予算編成に対する要望事項並びに昭和
59年度市町村教育費の実態に関する資料を配布し、市町村教
育委員会の育成強化に努めた。
(1)昭和60年度第1回市町村教育委員会教育長会議
1) 目 的
昭和60年度における福島県教育委員会の重点施策の周
知徹底を図り、本県教育行政の円滑・適正な執行に資す
る。
2)主 催
福島県教育委員会
3)期 日
昭和60年4月16日(火)
4)会 場
県庁職員研修所講堂(西庁舎12階)
5) 出 席 者
市町村教育委員会教育長 90名
6) 内 容
○昭和60年度教育庁各課(所・館)重点施策の説明
(2)第17回福島県市町村教育委員会委員研修大会
1)趣 旨
近年の急激な社会構造の変化や経済情勢の変動に伴っ
て、国民の日常生活に厳しい反省と改善が望まれ、教育
に対する要望・期待はますます多様化・高度化する傾向
にある。
教育行政の第一線にある市町村教育委員会は、これら
の事態を正しく把握し、的確な展望と洞察に立って、そ
の責務を果たしていかなければならない。このような期
に当たり、教育委員自らの資質向上を図るため、本研修
会を開催する。
2) 主 催
福島県市町村教育委員会連絡協議会
福島県教育委員会
喜多方市教育委員会
3)期 日
昭和60年10月8日(火)
4)会 場
喜多方市 喜多方プラザ
5)参 加 者
福島県市町村教育委員会委員 同事務局職員
6)表 彰
本会表彰規程により市町村教育委員会委員・委員長・
事務局職員95名を表彰
7) スライド紹介
「飯豊の高山植物」 日本山岳会員 佐竹信幸
8)講 話
「当面する教育行政上の諸問題」
福島県教育庁総務課 主幹 津田俊晴
9)講 演
「会津地方の指定文化財建造物について」
財団法人文化財建造物保存技術協会企画室長代理
日塔和彦
10)参加人数 500名
(3)昭和60年度市町村教育委員会教育長研修会
1) 目 的
市町村教育委員会の当面する教育行政施策の基本問題
について共通理解を深め、最近の文教施策の動向に適応
する教育行政の運営に資し、その充実を図る。
2)主 催
福島県教育委員会
福島県市町村教育委員会連絡協議会
3)期 日
昭和60年11月7日(木)〜8日(金)
4)会 場
あづま荘 (福島市飯坂町)
5)参 加 者
各市町村教育委員会教育長 90名
6)研究主題
○県北支部 生涯教育の観点に立って、教育委員会の事
務局の機能及び機構をどう改めたらよい
か。
○県中部会 教育委員会の活性化を図るために、地域住
民の要望を教育行政にどう生かすか。
○県南部会 望ましい地方教育行政のありかた。
○会津部会 生涯教育における自己学習力を身につけさ
せる教育行政は、いかにあればよいか。
○浜部会 学校管理運営の合理化について。
7) 各部会の司会者、発表者、記録者、指導助言者
(省 略)
8)講 演
「本県における生涯教育推進の現状と今後の課題」
福島県教育庁社会教育課主幹 金田浩一
9)講 話
「市町村教育委員会の運営の活性化について」
福島県教育庁総務課長 布村幸彦
「学級編制・認可に関する諸問題」
福島県教育庁義務教育課主幹 戸田満夫
(4)昭和60年度第2回市町村教育委員会教育長会議
1) 目 的
市町村教育長を対象として、県内市町村教育関係実態
の資料を提供するとともに、市町村教育関係予算編成上
改善若しくは充実を要すると思われる内容について要望
し、併せて、昭和60年度実施予定補助事業等の理解を図
ることを目的とする。
2)主 催
福島県教育委員会
3)期 日
昭和60年11月22日(金)
4)会 場
自治会館 3階 大会議室
5)出席者