教育年報1987年(S62)-000-01/225page

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 佐藤昌志

     序

 私たちが生活するこの現代社会は、かつて無い程の規模

と速度で進展を続けております。とりわけ、情報化、国際

化、高度技術化といった時代の潮流は人々に大きな影響を

及ぼしつつあります。激しい社会の変化に対応し、日々の

生活を充実させるために、人々は常に学ぶことを必要とし、

学習の場の拡大と教育の質的向上を強く求めております。

 このような時代の要請に積極的に応えるために、県教育

委員会は様々な施策を推進して参りました。昨年度来の主

なものとしては、第三次福島県長期総合教育計画第2期実

施計画の策定をはじめ、初任者研修の試行の実施、県立清

陵情報高等学校の開校、第50回国体に向けての国体準備室

の独立等があります。

 教育への関心の高まりとともに、県民の教育行政に対す

る期待は今後ますます大きくなるものと思われます。時代

の流れと県民が望むところを正しく理解しながら、細心の

注意と困難に立ち向かう果敢さとをもって私どもの仕事を

推進しなければならないゆえんです。

 ここに「昭和62年度実績教育年報」を発行するに当たり、

本年報が福島県の教育を考え推進する多くの方々に、真に

有用な資料として活用されますことを願って止みません。

 昭和63年10月

     福島県教育委員会

      教育長 佐藤昌志


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