教育年報1988年(S63)-036/237page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

生涯教育

第1節 概要

1 学習機会の整備をめざす生涯教育の推進

(1) 生涯教育推進組織の整備充実

 1)生涯教育推進の中心組織である生涯教育推進会議の機

能の充実を図るとともに、県生涯教育推進会議か3年間

の審議を基にまとめた「本県における生涯教育推進方策

について」の提言及び「生き生きとした学習社会の形成

をめざして」の各年次報告書の施策化の推進に努めた。

 2) 市町村における生涯教育推進組織の整備充実を図るた

め、生涯教育推進モデル市町村を指定し、推進組織未整

備市町村の先導的な役割を果たすようその波及に努めた。

(2) 生涯教育の普及・啓発の推進

 1) 生涯教育データバンク・情報提供事業の充実を図るた

め、生涯教育関連事業を実権する関係課、機関・団体等

との連携を密にしながら、良質な情報の収集と提供に努

めた。特に、知事部局及び教育庁の生涯教育関連事業一

覧、広報紙「生涯学習ふくしま」、生涯学習ガイドブッ

ク「学習情報源」等の作成・配布、ラジオスポット放送

等による学習情報の提供と学習相談の充実をとおして、

県民の学習活動への普及・啓発に努めた。

 2) 県民一人一人の広域的な学習機会の充実を図るため、

大学開放講座及び高等学校開放講座、専門施設開放講座

家庭教育講座、生涯学習シンポジウム、放送利用セミナ

ー等の内容の充実と県民の学習意欲の喚起に努めた。

第2節 生涯教育推進会議

生涯教育推進の中心的組織である生涯教育推進会議で、

「本県における生涯教育推進方策について」の提言内容の施

策化の検討に努めた。

1 全体会

 (1) 会議 昭和63年7月19日(火)

 (2) 委員17名 (生涯教育推進モデル市町村長、教育長代表、

関係団体代表、学識経験者、民間教育事業

代表、県生涯教育関連事業関係課)

 (3) 委員名

氏名 役職名 備考
石田サダ子 会津友の会会長 
会津ユネスコ協会事務局長
 
今泉広幸 NHK文化センター郡山営業所長 専門部会
委員
白岩滋 湯川村長(生涯教育推進モデル市町村)  
鈴木完一 福島県市町村社会教育委員連絡協
議会会長
 
樽井博幸 福島民友新聞社編集局総務  
野地克彦 福島県公民館連絡協議会会長 専門部会
委員
氏名 役職名 備考
花田勗 福島民報社編集局次長  
畑孝一 福島大学行政社会学部教授 専門部会
委員
渡部和雄 原町市教育長(生涯教育推進モデル市町村)  
土屋彰男 企画調整部地域振興課長 専門部会
委員
沢田喜雄 企画調整部情報管理課長 専門部会
委員
宗像宏 生活福祉部県民生活課長  
井上俊郎 生活福祉部青少年婦人課長  
丸子一夫 保健環境部公衆衛生課長  
稲葉凡夫 商工労働部労政課長  
佐藤豁 農政部農業改良課長  
鈴木宏治 農地林務部林業指導課長  

2 専門部会

(1) 部会 1)第1回 昭和63年11月28日(月)

       2)第2回 平成元年2月14日(火)

(2) 検討テーマ

「生涯学習社会を支える学習情報提供システムの確立方

策について」

(3) 検討内容

 1)学習情報提供の現状と今後の在り方

 2)学習情報提供システム確立の基本的な考え力

 3)学習情報の収集・処理・蓄積、提供の構築

 4)学習情報提供システムの全体構想

第3節 生涯教育データバンク・情

報提供事業

教育資源を調査して、生涯教育に必要な情報を収集・整理

保管するとともに、学習相談の実施及び情報提供のための基

礎資料の作成・配布、ラジオスポット放送等により情報の提

供に努めた。

(1) 教育資源調査

 1)学習情報源 (学習に関する情報の入手先)

(2) 生涯学習基礎資料集の作成

 1)生涯学習ガイドブック「学習情報源編」 2,000部

(3) 生涯学習情報提供

 1)学習情報「生涯教育関連事業予定一覧」

4半期毎 各1,000部

 2)広報紙「生涯学習ふくしま」 年4回 各10,000部

 3)スポット放送  ラジオ 年間100回程度 (各30秒)



[検索] [目次] [PDF] [前][次]

Copyright (C) 2000-2001 Fukushima Prefectural Board of Education All rights reserved.
掲載情報の著作権は福島県教育委員会に帰属します。