博物館
第1節 概要
1 運営の概要
福島県立博物館は、調査研究・企画展・教育普及事業を中
心に内容の充実を図っている。昭和63年8月にはオープン以
来延入館者が50万人に達した。
今年度の博物館活動の概要は、次のとおりである。
2 運営協議会
ア 委員
学校教育 木幡春夫 県小学校長会代表
加藤孝雄 県中学校長会代表
折笠常弘 県高等学校長協会代表
社会教育 野地克彦 公民館連絡協議会長
学識経験者 高田兼芳 県議会議員
岡田茂弘 国立歴史民俗博物館教授
高瀬喜左衛門 県立会津短期大学学長
中川幸意 会津史談会長
イ 会議
平成元年2月10日 第2会議室
・ 報告 昭和63年度博物館事業の実施状況について
・ 協議 平成元年度の企画展について
第2節 調査研究事業 (テーマ研究)
1 縄文土器の地域性
ア 発掘調査 田島町糸沢上ノ台遺跡 10月18日〜11月19
日
イ 出土品整理 10月〜3月
2 近世の流通路 (廻米を中心として)
ア 越後街道・八十里越関係補充調査西会津町・新潟県
下田村・村松町 4月22日〜12月16日
イ 幕領塙領関係補充調査棚倉町・鮫川村 4月21・22
日
ウ 報告書作成編集会議 3月4日
エ 研究報告書完成 3月30日
3 町の歴史と民俗
ア 会津若松市調査 6月30日〜7月3日11月3〜6日
須賀川市調査 9月1日〜4日9月22日〜25日
イ 報告書 平成元年3月31日
4 出土鉄製品の構造技法調査
ア 直刀の構造技法調査
(ア) 月ノ輪古墳出土頭椎大刀X線透過撮影による調査
(イ) 高田遺跡1号墳出土大刀X線透過撮影による調査
(ウ) 三ノ輪古墳群出土大刀等X線透過撮影による調査
(エ) 大塚山古墳南棺出土大刀等X線透過撮影による調査
第3節 収集整理事業
1 収集展示委員会
館の収蔵資料・展示の方法・企画展の計画他の案件につい
て審議のため、委員会を1回開催し、案件の承認・決定をみ
た。
ア 収集展示委員会委員
氏名 勤務先等 備考 岡田茂弘 国立歴史民俗博物館教授 委員長 岩崎敏夫 東北学院大学文学部講師 副委員長 上原昭一 東北大学文学部教授 委員 梅宮茂 福島県古孝学会会長 〃 大石直正 東北学院大学文学部教授 〃 竹川佳寿子 県立医科大学教授 〃 小林清治 福島大学教育学部教授 〃 鈴木敬治 福島大学教育学部教授 〃 平川南 国立歴史民俗博物館助教授 〃 誉田宏 県文化センター歴史資料課長 〃 目黒吉明 県文化センター遺跡調査課長 〃 鷲塚泰光 東京国立博物館企画課長 〃
イ 審議経過
(ア 第あ1回収集展示委員会昭和63年10月14日第2会
議室
・ 今年度の事業の状況について
・ 昭和64年度企画展について
2 資料調査員会議
博物館資料の収集等に関する県内の詳細な情報を得るため、
17名の調査員を委嘱している。
ア 第1回資料調査員会議昭和63年6月24日第2会議
室
・ 昭和63年度資料所在調査の進め方について
・ 昭和63年度調査希望資料について
イ 第2回資料調査員会議平成元年2月22日第2会議
室
・ 昭和63年度資料所在調査について
・ 平成元年度資料所在調査の進め方について