教育年報1988年(S63)-208/237page

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 博物館

第1節 概要

 1 運営の概要

 福島県立博物館は、調査研究・企画展・教育普及事業を中

心に内容の充実を図っている。昭和63年8月にはオープン以

来延入館者が50万人に達した。

 今年度の博物館活動の概要は、次のとおりである。

 2 運営協議会

ア 委員

学校教育  木幡春夫  県小学校長会代表

加藤孝雄  県中学校長会代表

折笠常弘  県高等学校長協会代表

社会教育  野地克彦  公民館連絡協議会長

学識経験者  高田兼芳  県議会議員

岡田茂弘  国立歴史民俗博物館教授

高瀬喜左衛門  県立会津短期大学学長

中川幸意  会津史談会長

イ 会議

平成元年2月10日  第2会議室

・ 報告  昭和63年度博物館事業の実施状況について

・ 協議  平成元年度の企画展について

 第2節 調査研究事業 (テーマ研究)

 1 縄文土器の地域性

ア 発掘調査  田島町糸沢上ノ台遺跡  10月18日〜11月19


イ 出土品整理  10月〜3月

 2 近世の流通路 (廻米を中心として)

ア 越後街道・八十里越関係補充調査西会津町・新潟県

下田村・村松町  4月22日〜12月16日

イ 幕領塙領関係補充調査棚倉町・鮫川村  4月21・22


ウ 報告書作成編集会議  3月4日

エ 研究報告書完成  3月30日

 3 町の歴史と民俗

ア 会津若松市調査  6月30日〜7月3日11月3〜6日

須賀川市調査  9月1日〜4日9月22日〜25日

イ 報告書  平成元年3月31日

 4 出土鉄製品の構造技法調査

ア 直刀の構造技法調査

(ア) 月ノ輪古墳出土頭椎大刀X線透過撮影による調査

(イ) 高田遺跡1号墳出土大刀X線透過撮影による調査

(ウ) 三ノ輪古墳群出土大刀等X線透過撮影による調査

(エ) 大塚山古墳南棺出土大刀等X線透過撮影による調査

 第3節 収集整理事業

 1 収集展示委員会

 館の収蔵資料・展示の方法・企画展の計画他の案件につい

て審議のため、委員会を1回開催し、案件の承認・決定をみ

た。

ア 収集展示委員会委員

氏名 勤務先等 備考
岡田茂弘 国立歴史民俗博物館教授 委員長
岩崎敏夫 東北学院大学文学部講師 副委員長
上原昭一 東北大学文学部教授 委員
梅宮茂 福島県古孝学会会長
大石直正 東北学院大学文学部教授
竹川佳寿子 県立医科大学教授
小林清治 福島大学教育学部教授
鈴木敬治 福島大学教育学部教授
平川南 国立歴史民俗博物館助教授
誉田宏 県文化センター歴史資料課長
目黒吉明 県文化センター遺跡調査課長
鷲塚泰光 東京国立博物館企画課長

イ 審議経過

(ア 第あ1回収集展示委員会昭和63年10月14日第2会

議室

・ 今年度の事業の状況について

・ 昭和64年度企画展について

 2 資料調査員会議

博物館資料の収集等に関する県内の詳細な情報を得るため、

17名の調査員を委嘱している。

ア 第1回資料調査員会議昭和63年6月24日第2会議


・ 昭和63年度資料所在調査の進め方について

・ 昭和63年度調査希望資料について

イ 第2回資料調査員会議平成元年2月22日第2会議


・ 昭和63年度資料所在調査について

・ 平成元年度資料所在調査の進め方について



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