教育年報1989年(H1)-118/237page

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教育事務所 地区 市町村数 パトロール
対象箇所数
管内計 パトロール
実施件数(年2回)
県 中 岩 瀬 5 26 104  208 
石 川 5 25
田 村 7 26
県 南 西白河 7 29 56  112 
東白河 5 27
会 津 北会津 4 23 121  242 
両 沼 5 22
耶麻西部 4 25
耶麻北部 4 27
耶麻東部 4 24
南会津 南会西部 4 16 33 66
南会東部 3 17
相 双 相双北部 4 21 67  134 
相双中部 3 24
相双南部 7 22
いわき いわき北部  1 26 49  98 
いわき南部 23
21 90 502 502 1,004

2) 文化財保護指導者講習会

 ア 趣  旨

   文化財に関する知識の普及と愛護精神の涵養を図るた

  め、文化財の保護について指導的立場にある関係者に対

  し、文化財に関する専門的事項について講習を行い、市

  町村における文化財保護行政の進展に資する。

 イ 期日及び場所

   平成元年7月27日〜28日 郡山市労働福祉会館

 ウ 講義内容及び講師

   「県指定史跡鴫山城跡の指定とその後の管理・公開に

   ついて」

   田島町教育委員会 社会教育係長,  佐藤高慶

   「歴史民俗博物館の理念について」

   国立歴史民俗博物館教授 福島県文化財保護審議会委

   員               岡田茂弘

   「県内出土の中国陶磁器について」

   福島県立博物館 副主任学芸員     伊藤正義

   「彫刻・絵画等の取り扱いについて」

   福島県立博物館 主任学芸員    若林繁

   「歴史的建造物に思う」         

   日本大学工学部助教授 郡山市文化財保護審議会委員

                     猪野勝重

   「県内の製鉄関係遺跡の調査について」

   (財)福島県文化センター遺跡調査課 文化財主査

                     寺島文隆

 エ 現地研修

   如法寺、館の腰城跡

 2 文化財保存調査の推進、

1) 民俗文化財調査 (民俗芸能緊急調査)

  都市化の進展等により、民俗芸能は急速に衰退し、その

 内容が変容し、中断又は廃絶しつつあるものが多い。本調

 査は平成元年度から2年継続で調査を行い、その結果を報

 告書としてとりまとめるものであるが、元年度は、県下の

 民俗芸能の悉皆調査並びに詳細調査を実施した。

2) 文化財調査 (員塚詳細分布調査)

  貝塚は、縄文時代等の社会や文化を知る上で極めて重要

 な遺跡であるが、近年の開発行為によって急速に消滅しつ

 つある。本調査は、これらの悉皆調査と既調査資料の収集

 を行い、今後の保護策を講じるための基礎的資料を整備し

 ようとするものである。平成元年度から2年継続で調査を

 行うが、元年度は、県下全貝塚の所在確認調査を実施した。

3) 文化財指定調査

  歴史的、学術的価値を有する文化財の中から重要なもの

 を選定し、指定のための調査を行った。

  県文化財保護審議会の答申に基づき、平成2年3月23日

 付けをもって指定等を行った文化財は次のとおりである。

県指定文化財指定一覧表

種別 名      称           員数   所    在     地 所 有 者
重要文化財        
彫  刻 木造聖観音菩薩立像 1■ 福島市小倉寺字捨石7番地 大蔵寺
彫  刻 銅造阿弥陀如来及両脇侍立像 3■ 伊達郡桑折町新町43番地 宝積寺
考古資料 天王壇古墳出土品 一括 安達郡本宮町字南町裡130番地
本宮町歴史民俗資料館内
本宮町
歴史資料 陸奥国信夫伊達惣検地高絵図屏風 一双 福島市春日町5番54号
福島県文化センター内
安齋リウ
重要有形
民俗文化財
旧修験榊原家所蔵修験資料 225点 耶麻郡猪苗代町大字八幡字小原101 榊原源隆
史  跡 長沼南古館   岩瀬郡長沼町大字江花589番地2-7 長沼町

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