教育年報1990年(H2)-116/226page

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イ 参加行事
部門/区分 行事数 参加者(点)数 観覧者数
音楽 9 788 5,407
美術 25 3,507 30,750
文学 2 96 299
舞踊 7 904 7,550
その他 6 1,199 6,413
49 6,494 50,419

 3 芸術鑑賞の機会の確保

(1) 移動芸術祭・同巡回公演

  中央の優れた舞台芸術を鑑賞する機会の少ない県民のた

 めに、文化庁が派遣する公演を実施し、芸術文化の振興を

 図った。

演目 公演団体 期日 会場
歌舞伎 松竹大歌舞伎 11月6日 県文化センター
新劇 劇団俳優座 11月13日 二本松市民会館

(2) 青少年芸術劇場

  青少年(14〜19歳)に対し、その年齢に応じた、文化庁

 が派遣する舞台芸術を鑑賞する機会を提供することにより、

 その豊かな情操の酒養を図り、健全な成長に役立てること

 を目的として開催した。

演目 公演団体 期日 会場
オペラ 日本オペラ振興会 8月10日 二本松市民会館
能楽 能楽協会 8月10日 須賀川市文化センター

(3) 中学校芸術鑑賞教室

  中学生の情操の涵養と芸術活動への参加の機運を醸成す

 るため、文化庁の派遣する舞台芸術を公演して芸術鑑賞及

 び表現活動の機会を確保し、中学生の健全育成を図ること

 を目的として開催した。

  会場及び参加者 会津若松市立第一中学校 生徒830名

  公演種目 オーケストラ

  公演団体 東京交響楽団 指揮 秋山和慶

  期  日 9月12日

(4) 家 庭 劇 場

  本格的な文化施設を有しない地域の県民のために、優れ

 た舞台芸術を巡回公演して、家族ぐるみで芸術を鑑賞する

 ことを奨励し、豊かな家庭づくりを進めるとともに、地域

 文化の振興に役立てる目的で県内14ケ所で開催した。

 ア 主  催

   福島県教育委員会、(財)福島県文化センター、開催地教

  育委員会、(財)日本青少年文化センター、(社)日本児童演劇

  協会

 イ 公演内容

   音楽公演

    タイトル ミュージカル・アカデミー 

         「ピエロの大行進」

    公演団体 ミュージカル・アカデミー

    入場者数 2,333名(4公演)

   児童劇公演

    タイトル 「裸の王様」

    公演団体 楽劇団いちょう座

    入場者数 5,342名 (10公演)

(5) 福島県芸術鑑賞教室

  成長期にある子供たちに優れた芸術を鑑賞する機会を提

 供し、豊かな創造性・情操の涵養に役立てるとともに、将

 来本県文化の振興を担う人材の育成を図ることを目的とし

 て実施した。

  種  目 オーケストラ

  公演団体 オーケストラ教室管弦楽団

  期  日 10月22日

会場 参加校 参加者数
白河市民会館 白河市内小学校6年生、中学校1、3年生 1,281名
棚倉中学校体育館 棚倉小学校6年生、棚倉中学校 1,318名

(6) 第14回県展移動展

  地方に優れた芸術文化を紹介することによって地方特有

 の文化を高めるとともに、自ずから文化を創造する力を育

 てる目的で、昭和44年度から実施してきた「地方巡回美術

 展」を昭和52年から内容の充実と部門の拡大を図り、「県

 展移動展」と名称を改めた。

  本年度は14回目で、展示した100点の作品は、第44回県

 展の招待及び授賞等の作品であり、多彩で質の高い内容に

 より各会場とも好評を博した。

 ア 期日、会場、観覧者

   7月5日〜8日 須賀川市文化センター  1,212名

   7月12日〜15日 下郷町民会館     1,328名

   7月19日〜22日 塩川町民体育館     950名

   7月26日〜29日 鮫川村農業者トレーニングセンター  500名

 イ 展示数

   日本画20点、、洋画35点、彫塑15点、工芸美術15点、

  書15点、計100点

 4 文化振興基金の充実と活用

 県民の文化活動の活発化に伴い、文化振興基金の利用も多

く、県民の文化活動促進のための原動力となった。

 また、文化活動に関し優れた成果を収め、本県文化の普及

・向上・保存及び伝承に貢献した個人または団体を顕彰した。


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