教育年報1991年(H3)-224/234page

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福島県海浜青年の家


第1節 概    要

 福島県海浜青年の家は、恵まれた目然環境の中で、青少年

たちの集団宿泊研修活動をとおして、規律・協同・友愛・奉

仕の精神を体験的に会得させ、心身ともに健全な青少年を育

成することを目的として、昭和50年4月に開設された県の社

会教育施設である。

 上記開設の趣旨を踏まえ、次のような教育目標を掲げその

達成に努めてきた。

(1) 規則を守り、規律ある態度を養う。

(2) 相互の連帯意識を高め、協同の精神を培う。

(3) 人格を尊重し合い、友愛の精神を培う。

(4) 勤労と責任を重んじ、進んで奉仕する態度を養う。

(5) 心身をきたえ、自己を高めようとする意欲を育てる。

 1 役員及び職員組織

(1) 理事・幹事               (表1)
役職 氏名 所属
理事長 渡辺忠男 福島県教育委員会教育長
副理事長 新妻威男 福島県総務部長
専務理事 濱名光春 福島県海浜青年の家所長
理事 砂子田敦博 福島県教育庁教育次長
理事 今野繁 相馬市長
理事 鈴木完一 福島県社会教育委員の会議議長
理事 太田緑子 福島県青少年教育振興会長
理事 片岡義和 福島県教育庁社会教育課長
監事 市橋保彦 福島県総務部財政課長
監事 佐々木恒雄 福島県教育庁参事兼財務課長


(2) 運営委員                (表2)
氏名 所属
佐藤栄 相馬市教育委員会教育長
杉内慶夫 原町市立原町公民館長
  藤川光紀 福島県青少年婦人課長
  七島征 福島県教育庁社会教育課主幹
  荒武治 福島県立相馬女子高等学校長
  荒薫 相馬市立中村第一中学校長
  太田豊秋 福島県青少年団体連絡協議会顧問
  田中俊英 相馬青年会議所副理事長
  加藤桂子 (利用者代表)
  先崎貞臣 (同)

◎印 委員長  ○印 副委員長


(3) 職員組織          

                                           (表3)

職員 所長 次長兼
庶務課長
指導課長 主事 指導主事 副主任
保健技師
主任運転手
兼用務員
1 1 1 1 4 1 1 10

 2 平成3年度重点目標と成果

(1) 研修内容の充実

 1) 青少年団体の利用促進と研修の充実

  ア 青少年団体の利用を促進し、研修活動をとおして青

   少年の「社会参加意識」の高揚を図った。

  イ 多様な研修のねらいに応じられるよう、研修プログ

   ラムを工夫し、研修内容の充実を図った。

 2) 学校団体の研修の充実

  ア 利用団体が、目主的・主体的な研修活動が進められ

   るよう、学校との連絡を密にし、適切な指導援助に努

   めた。

  イ 指導資料の整備と効果的な指導援助を行い、各団体

   の研修のねらいの達成に努めた。

 3) 広報活動の充実と各種団体の利用拡大

  ア 「所報」の効果的な活用による施設の紹介を進める

   とともに、社会教育関係機関・団体との連携を密にし

   たりしながら利用の啓もうに努めた。

(2) 主催事業の効果的運営

 1) 主催事業の重点的運営

   主催事業を次の三つとし、重点的に運営した。

  ア 集団宿泊指導担当者研修会

     (5月・6月・2月の3回実施)

  イ 親と子・海浜のつどい(7月に実施)

  ウ 高校生・海浜のつどい(8月に実施)

 2) 事業内容の工夫・改善を啓もう

  ア 事業のねらいに即した内容を計画し、魅力ある活動

   になるように努めた。

  イ 前年度実施の反省・評価を踏まえ、内容方法等の工

   夫・改善を図った。

  ウ 各学校・各種団体に対し、積極的に啓もう活動を進

   めた。 (特に、高校生・海浜のつどい)

(3) 現職教育の計画的推進

 1) 所内研修の充実

  ア 実地踏査・実技研修等を計画的に行い、指導に精通

   するように努めた。

  イ 各種研究協議会・研修会等に参加し、指導力と資質

   の向上に努めた。

  ウ OA機器の活用に精通し、事務の能率化を図った。

 2) 施設機能充実等の研究

  ア 他社会教育施設等を視察し、本施設機能の充実に生

   かした。


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