教育年報1992年(H4)-189/225page

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第15章 福島県立美術館

第1節 概   要

 開館9年目を迎えた福島県立美術館は、さまざまなテーマ

による展覧会をはじめ、各種講座等の普及事業を開催し、さ

らに、美術の情報センターとしての機能の充実を図ってきた。

 また、美術品の収集・保存とともに広範な調査研究活動を

すすめて、成果の蓄積に努力してきた。

 当年度の美術館活動の概要は、次のとおりである。

 1 美術館運営協議会

 委員を次の方々に委嘱し、1回開催した。

(1) 委   員

  境野啓二 福島県中学校教育研究会長

                    (4.10.1 〜)

  片岡義和 福島県高等学校教育研究会長

                    (4.10.1 〜)

  渡辺良雄 福島県芸術文化団体連合会長

                    (4.10.1〜)

  佐藤昌志 福島県文化センター館長

                    (4.10.1 〜)

  古川洋一郎 福島県議会議員   (4.10.1〜)

  阿部カネ 福島県市町村教育委員会連絡協議会長

                    (4.10.1 〜)

  川田顯 福島大学教育学部長 (4.l0.1 〜)

  佐藤光 元福島県教育長    (4.10.1 〜)

  匠秀夫 茨城県近代美術館長 (4.10.1 〜)

  佐々木恵寿 福島県青少年団体連絡協議会副会長

                     (4.10.1 〜)

(2) 協議会の開催

  平成5年2月25日

   ・平成4年度事業実績について

   ・平成5年度予算の概要について

   ・平成5年度事業計画の概要について

   ・福島県立美術館の運営について

 2 他館等との連携

 県内外の博物館施設および連絡協議会等との連携を図り、

運営、企画展、教育普及、調査研究等に関する情報交換なら

びに研修をすすめた。

(1) 加盟団体

  ・全国美術館会議      (理 事)

  ・美術館連絡協議会    (理 事)

  ・日本博物館協会      (会 員)

  ・日本博物館協会東北支部 (会 員)

  ・東北地区博物館協会    (会 員)

  ・福島県博物館連絡協議会 (理 事)

(2) 研修受け入れ

  ・博物館学実習 7月7日〜7月12日(実習生5名)

第2節 美術品の収集・保存事業

 美術品等の情報収集をすすめ、購入および企画展出品作品

の寄贈を受けるなど収蔵品を充実した。また、収蔵品や資料

の保全を図り、他館への貸し出しについても協力した。

 1 収蔵品点数一覧

              (平成5年3月31日現在)
種別 購入点数 受贈点数 移管点数 合計
   
海外(絵画・版画・彫刻) 122 2 0 124
日本画 44 60 115 219
洋画 58 84 98 240
版画 79 432 40 551
彫刻 1 5 48 54
工芸 0 3 33 36
0 1 36 37
下絵等 0 14 11 25
合計 306 599 381 1,286

2 収集評価委員会

委員を次の方々に委嘱し、1回開催した。

 内山武夫 京都国立近代美術館学芸課長

                  (H4.4.1〜)

 桑原住雄 武歳野美術大学教授

                  (S55.4.1 〜)

 佐藤光 元福島県教育長  (S55.4.1〜)

 原田実 平塚市美術館長  (H4.4.1〜)

 三木多門 徳島県立近代美術館長

                   (S55.4.1 〜)

平成4年5月15日

  ・購入候補作品について

  ・受贈作品について



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