教育年報1993年(H5)-231/235page

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第20章 福島県文化センター

第1節 概   要

 福島県文化センターは、県民の文化の振興を図るために設

置されたもので、福島県文化会館及び福島県歴史資料館の二

つの施設をもって構成されている。

 このセンターの管理運営は、設置当初から県が財団法人福

島県文化センターに委託し、同法人はこの施設の設置目的に

沿って一般県民の文化活動の場としてその利用に供し、利用

者の便宜を図るとともに、各種の文化事業を展開し、あるい

は歴史、文化関係資料の収集、整理、保管、調査研究を行う

ほか、埋蔵文化財の発掘調査事業を実施している。

 1 業務内容

 福島県文化センターを構成する施設の業務内容は、概ね次

のとおりである。

(1) 文化会館

 ○文学、音楽、演劇、舞踊等の芸術の振興に関すること。

 ○社会科学、自然科学等の学術の振興に関すること。

 ○文化会館の施設及びその付属設備の利用に関すること。

(2) 歴史資料館

 ○県に関する文書資料、考古資料、民俗資料その他の歴史

  資料に関する調査研究及びその利用に関すること。

 ○歴史資料に関する講演会、講習会、映写会、研究会等の

 主催及びその開催の援助に関すること。

 2 役員及び職員組織

(1) 理事・監事

  役 職    氏  名

  理 事 長  佐藤栄佐久

  副 理 事 長  中川治男

  副 理 事 長  佐藤昌志

  常 務 理 事  丸山稔

  理    事  古川洋一郎

  理    事  吉田修一

  理   事  長澤榮治

  理    事  大和郭二

  理    事  新妻威男

  理    事  井上実

  理    事  高橋清吉

  監    事  佐藤修夫

  監    事  斎藤弘義

(2) 職員組織

 ○総 務 部   総務課  施設課

 ○事業第一部  企画課  普及課

 ○事業第二部  歴史資料課  遺跡調査課

(3) 専門委員会

  文化センターの事業運営に関し、館長の諮問機関として

 専門委員会が設置されており、事業の企画、実施について

 館長の諮問に応じている。

第2節 施設の概要

 所 在 地  福島市春日町5-54

 敷地面積   20,654m2

 建築面積    4,950m2

 建築延面積  12,408m2

 構   造  鉄骨、鉄筋コンクリート造り地下1階、地

        上3階、塔屋1階

 竣   工  昭和45年7月31日

(1) 文化会館

 地 階 中央監視室、空調、電気機械室、奈落

 1  階 大ホール(1,943席)、小ホール(444席)、

     リハーサル室(107m2)、和室(20畳2室)、

     楽屋(4室)、浴室(2室)、視聴覚室(108席)、

     会議室(49m2)、事務室、収蔵庫等

 2  階 会議室兼展示室(466m2)、事務室、収納室、

     食堂等

 3  階 展示室(505m2×2室)、ギャラリー(366m2)、

     事務室、倉庫等

(2) 歴史資料館

 1 階 展示室(180m2)、事務室

 2 階 事務室、研究室、閲覧室、マイクロフィルム室、

    文書庫(252m2)等

 3 階 文化財収蔵庫(455m2)、文書庫(252m2)

第3節 事業の実施状況

 平成5年度中に財団法人福島県文化センターが実施した事

業の概要は次のとおりである。

 1 自 主 事 業
区 分 事業名 期日及び
開催場所
事業内容 入場者
舞台芸術鑑賞 古典劇場・
文楽公演
10月7日(木) 古来より民衆の生活に溶け込み育まれてきた伝統芸能である文楽。
浄瑠璃、三味線、人形が三位一体となり繰り広げる芸の真髄を堪能
してもらうため文楽公演を実施した。
1,434名 
1日2回公演
県文化センター
大ホール
交響楽の夕べ 9月21日(火) すぐれたクラシック音楽の鑑賞を通じ音楽をより深く理解し、
又手軽に親しんでもらうため、小泉和裕指揮による
新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会を実施した。
1,206名 
1日1回公演
県文化センター
大ホール
少年劇場 6月14日(月)〜
7月3日(土)
少年少女の情操涵養をねらいとして、教育課程に  



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