教育年報1994年(H6)-195/231page
助を行った。また、読書会の運営等に関する相談にも応えた。
平成6年度の利用状況は、登録団体10、貸出タイトル356、
貸出は334冊であった。
5 普 及 事 業
(1) 第42回福島県図書館大会
・期 日 平成6年10月20日〜21日
・会 場 白河市文化センター
・参 加 者 公共図書館・公民館・社会教育関係職員、
図書館協議会・公民館運営審議会委員、図
書館利用者、各種文庫関係者、読書グルー
プの会員 250名
・講 演 本のねうちとは 鈴木幸壽
・事例発表 <図書館の部>
「第二の中山義秀をめざして」
大信村教育委員会 社会教育主事
高久照雄
<公民館図書室の部>
「飯舘ならではの生涯学習」
飯舘村公民館 館長 菅野典雄
<利用者の部>
「おはなしのくにから」
こども美術クラブ主宰 加藤裕美
・分科会<図書館の部>
司会者 塙町立図書館 館長 近藤ヤエ
助言者 福島県教育庁生涯学習課 参事兼課長
藤川光紀
<公民館図書室の部>
司会者 泉崎村中央公民館 館長 大高盈男
助言者 県南教育事務所 社会教育主事
遠藤毅
<利用者の部>
司会者白河市立図書館読書会 木村美和
助言者 棚倉町立図書館 館長 陳野隆之
・全体会
議 長 郡山市中央図書館 館長 二瓶昇
(2) 読書活動指導者養成講座
・テーマ 児童奉仕における図書館行事
―えほんからエプロンシアターへ―
・期 日 平成6年12月2日
・会 場 福島県立図書館
・参加者 公共図書館・公民館職員、社会教育関係者、
78名
・講 師 作新学院女子短期大学講師 中谷真弓
6 広報資料の発行
(1) 館報「あづま」
第45巻第1号〜第2号(通巻238〜239号)を発行し、
市町村教育委員会、図書館、公民館等に配布した。
発行部数各1,500部
(2) 平成6年度版福島県公共図書館・公民館図書室
実態調査
県内公共図書館・公民館図書室の実態を把握し、図書館
活動の振興に資するため、昭和54年度から毎年実施し、報
告書にまとめ、県内市町村教育委員会、図書館、公民館等
に配付した。
発行部数 360部
平成6年度4月1日現在の調査結果の主要な点をあげる
と、市町村図書館と公民館図書室を合わせた蔵書冊数は、
3,371,756冊で、県民1人当たり1.59冊(前年度1.50
冊)、年間増加蔵書冊数は、279,185冊である。
また、平成5年度中の貸出図書冊数は、4,616,860冊
(県民1人当たり2.18冊)であり、前年度と比べると総冊
では453,154冊増である。
(3) 福島県郷土資料情報
新着郷土資料の情報誌として、第25〜27号を発行し県
内の図書館、公民館等に配付した。
発行部数 各300部
第5節 図書館協力
1 相互協力
県内公共図書館の資料・調査・協力のためのセンターとし
て、また多様化・高度化する利用者要求に応えるため、県内
外の各種機関との連携・協力関係の促進を図った。特にその
中核となる資料の相互貸借には意を注ぎ、条件整備と協力関
係の緊密化に努めた。
前年度比較は、県内他機関が件数で11.6%、冊数で9.8%
また県外との関係ではそれぞれ51.2%増と28.1%増であった。
〔表10〕相互貸借件数
区分 県内 県外 計 貸出 件数 867 63 930 冊数 2,006 113 2,119 借用 件数 17 64 81 冊数 27 92 119 計 件数 884 127 1,011 冊数 2,033 205 2,238
2 県立図書館職員研修会
図書館職員の資質向上と専門的知識の涵養を図るため、毎
年行っている。
・テーマ 図書館とコンピュータ
・期 日 平成6年12月22日
・会 場 福島県立図書館
・参加者 図書館・公民館・関係機関職員 62名
・講 師 浦安市立中央図書館 副館長 常世田良